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としみつside
と「─ッ!!ふざけんなッ!!Aの気持ちも知らんで働かせて、お前らのせいでAが苦しい目にあってるか分かってんのか!?」
黙って聞いてるはずだが、つい大声で電話越しに怒鳴ってしまい切ってしまった。
やっちまったなぁと少し後悔していると、ベッドに寝ているAの目が開いた。
『……んっ』
と「A!!」
『……としみつくん？あれ？ここは？』
と「医務室だ。お前急に倒れたんだぞ」
『嘘っ!?早く戻って撮影を……』
ベッドから起き上がろうとしたAを見て、俺はすぐに止めに入った。
と「おいっ、少し休まねぇとまた倒れるぞ!!」
『でも私のせいで撮影が……』
と「撮影は後でもいい。それよりお前の体調が最優先だ!!」
『ご、ごめん……』
と「お前が謝る必要はねぇよ。悪ぃのは全部お前の上司だ。撮影があるにも関わらず遅くまで仕事を押し付けるのが……」
『えっ？どうしてそれを……？』
やべっ!!気を使わせるつもりだったが、つい口を滑らせてしまった。
と「わりぃ…さっきお前んとこの部長から電話きて聞いた……」
『そっか……』
と「……この仕事辞めたいと思わないのか？」
『でも辞めたら部長達が……』
と「諦めんなよッ!!」
『……ッ!!』
と「お前はずっと暗い檻の中に閉じ込められて命令されてばっかでいいのか!?」
『としみつくん……』
と「お前は召使いでもロボットでもない!!お前が思ってる事をぶちかませよ!!」
……やべ。また我を忘れてしまった。
正気に戻りAを見るとそこには……
『としみつくん……』
と「A……？」
大粒の涙を流してるAの姿があった。
『私……ずっと雑務とかやらされたり暴言吐かれて……私なりに頑張ってるのにアシスタントもつけてくれない所か、向いてないって言われて……』
と「A……」
泣きじゃくるAを見て俺は優しく抱きしめると、Aはとうとうこの言葉を……
『私……この仕事辞めたい……』
『としみつくん……助けて──』
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ぺぺぺ(プロフ) - 蛍さん» 蛍様、コメントありがとうございますm(_ _)m最近更新遅めですが、それでも読んで頂けたら嬉しいです!! (2022年7月21日 17時) (
レス) id: 83a7dfa38f (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - コメント失礼します。ぺぺぺさんの作品、全作見てます！更新頑張ってください！ (2022年7月20日 12時) (レス) id: 1c4d9bd2ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2022年5月18日 17時
