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と「お疲れ。今日は残業無かったんだな」
『としみつさんこそ……帰ったのでは無かったのですか?』
と「俺は買い物の帰りでたまたまここを通っただけ。それにお前がまた残業してないか気になって見に来たんだ」
『そうなんですか…何か色々迷惑かけてすみません』
と「迷惑なんかかけてねぇよ。それよりこれから飯に行くんだけどAもどう?」
『ご飯…ですか?』
と「おう。この辺に美味いお店見つけてさ…って、せっかく早く仕事終わったから早く帰りたいよな。わりぃ…この話は無しに……」
『行きます!!行きたいです!!』
せっかくとしみつさんが誘ってくれた食事。ここで断ったら後悔すると思い、私は彼の誘いを受けた。それを聞いたとしみつさんもニっと笑い「じゃあ行くか!!」と店へと案内してくれた。
と「……到着っと。ここが俺おすすめの店」
行き着いたのはどこから見ても結構高そうな飲食店。私お金なんか持ってないし、やっぱ断った方が……
『私こんな高そうなお店…ちょっと……』
と「大丈夫。見た目高そうだけど結構リーズナブルで美味いんだ。んじゃ入ろうぜ」
としみつさんは大丈夫と言いながら店内に入っていった。本当に大丈夫なんだろうかと不安になりながら彼の後について入店した。
「いらっしゃいませー。こちらのお席どうぞ」
店員に席を案内されメニューを渡される。一体どんな高価な料理があるんだろうと恐る恐る見ると、彼が言った通りリーズナブルで美味しそうな料理が載っていた。
と「今日は俺が奢るから好きなの選んで」
『えっ!?ダメですよ!!としみつさんに払わせるなん……ッ!!』
グゥー……
彼が奢るのを阻止しようとした瞬間私の腹の音が盛大に鳴った。それを聞いたとしみつさんは「クククッ」と笑っていた。
『ご、ごめんなさい…』
と「いや俺こそごめん。今回は俺が持つからさ、いっぱい食おうぜ!!」
『それじゃあ、おまかせで』
と「りょーかい。あっ、すいません!!」
彼は店員さんを呼び色々と注文してたが、一体どんな料理が来るんかだか……
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ぺぺぺ(プロフ) - 蛍さん» 蛍様、コメントありがとうございますm(_ _)m最近更新遅めですが、それでも読んで頂けたら嬉しいです!! (2022年7月21日 17時) (レス) id: 83a7dfa38f (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - コメント失礼します。ぺぺぺさんの作品、全作見てます!更新頑張ってください! (2022年7月20日 12時) (レス) id: 1c4d9bd2ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2022年5月18日 17時