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「「「「「えぇーっ!!?」」」」」
一斉に大声を出しながら驚きの表情を見せる皆。それを聞いたとしみつは「お前らうっせーわ!!」と怒鳴り、私もつい耳を塞いでしまった。
て「Aちゃん…としみつと結婚したの…!?」
『うん』
ゆ「えっ!?いつ!?いつ!?」
『実は先程結婚届けを提出してきました』
虫「だから少し遅れるって言ってたんだね」
『ごめんね。後の報告になっちゃって』
虫「いいんだよ。2人ともお幸せにね」
『ありがとう!!』
皆からお祝いの言葉を言ってる中、1人のオレンジ髪男が少しひねくれた顔をしていた。
て「……もう!!としみつ!!Aちゃんを幸せにしないと俺が貰っちゃうからね!!」
と「誰がやるか!!」
て「俺のAちゃんがぁ……としみつが嫌になったらすぐに来るんだよ」
そう言いながら今度は私に抱きつくてっちゃん。それを見たとしみつは「いい加減にしろ」と私から引き剥がしてくれた。
し「そういえば2人って小さい頃からの幼なじみなんでしょ?」
『うん。そうだよ』
と「それが何だって言うんだ?」
し「どっちが先にお互いのこと好きになったのかなぁ〜って…」
『なんだぁ〜そんな事かぁ〜』
と「そりゃやっぱ……」
『としみつでしょ』と「アイツでしょ」
『「………えっ?」』
私ととしみつはお互いの方に指していて、それを見た2人は驚きの表情をしていた。
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作者名:ぺぺぺ | 作成日時:2022年1月7日 23時