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としみつside
早くにも3人が脱落して残り4人になってしまった。朝食まで2時間もあり、目覚めにキャッチボールしようと皆で外に出ることにした。
皆眠過ぎてキャッチボールも全然続かない。
しばゆーはゆめまるに向かって投げるも暴投してしまい、ボールは湖の波際に落ちてしまった。
ゆめまるは濡れないようボールを取ろうとするも結局濡れて、靴下はびしょびしょ…その際に1本の枝を見つけて俺達に見せてきた。
ゆめまるは｢ここに刺してくわ。これが倒れた時俺はもう終わりだと思ってます」と波際にグサッと深く枝をを突き立てた。
ゆ「伏線ちょっと作っとくわ」
と「見どころだよ」
し「これがぁ!?これが見所な訳ないだろ！」
『これ絶対死亡フラグでしょ!!』
何をしようも眠過ぎて頭が回らない俺達。
キャッチボールをやめて、少し日向ぼっこしようと水の近くに腰かけ、Aとしばゆーは地面に寝そべって雲を眺めていた。
し｢あの雲の上に乗って、スヤスヤと眠りたいような気持ちで…パンパンです｣
『ねぇしばゆー』
し｢ん？｣
『あの雲…中にラピュタないかな？』
し｢……!!ある!!絶対あるよ!!｣
『やっぱり!?私ラピュタに住みたいなぁ…』
し｢でも飛行石持ってないでしょ｣
『あ、そっか！』
し｢でも飛行石持ってたらムスカが襲ってくるね｣
『大丈夫だって!!バルスすれば解決だよ!!』
し｢さすがAちゃん!!｣
ゆ｢おーい、そろそろ戻るよー｣
『はーい!!あーお腹空いた。私ラピュタのパン食べたいなぁ』
し｢旅館にラピュタパン出るわけないじゃん!!｣
『それもそうだね笑』
Aとしばゆーは旅館に戻るまでずっとラピュタの話をしていたが、もしかしてこのメンバー…ツッコミ役いない感じ？
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作者名：ぺぺぺ | 作成日時：2022年1月7日 23時
