特効薬は俺 (ページ27)

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虫｢………おそーい!!｣

集合時間になってもてつやさんとしばゆーさんがやって来ない。所謂遅刻だ。

ちょっとの遅刻はまだしも1時間半は経過している。

虫眼鏡さんとゆめまるさん、りょうさんはずっと雑談したりゲームをしていて、編集していたとしみつさんも終わったのかテーブルに伏せて寝ている。

これじゃあ撮影が始まらないよー！

『あ、あの…だ、誰かお2人に連絡入れましたか？』

り｢したよー。しばゆーは今向かってる。てつやは既読無視｣

ゆ｢てつや昨日飲みに行くって言ってたよね｣

虫｢絶対飲みすぎでしょ。サクラちゃんもごめんね｣

『い、いえ大丈夫です』

大丈夫とは言ってみたが時計を見ると時刻は12時前。
昼時でもありお腹が空いてきた。

ゆ｢もうお昼だね｣

り｢お腹すいたねー｣

『あ、あの私何か買ってきます』

虫｢いいよ。俺達で買ってくるから｣

『いえ、私行ってきます！』

虫｢そう？それじゃあお願いしようかな？｣

『はい！』

私は皆さんの昼食を買いに玄関に向かい靴を履き替える。

と｢俺も行く｣

いつの間にか起きてきたとしみつさんが私の元にやって来た。

『大丈夫ですよ。すぐ戻ってきます』

と｢つっても大人数の弁当持つの大変だろ｣

と、としみつさんは玄関の扉を開け｢行くぞ｣と先頭を歩いていった。