52話 ページ8
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車の中でぐっすり…というわけにもいかなかったけど、多少眠ったおかげで頭はやけにすっきりしている。
志麻くんに連れられてきた家は想像通り高そうなマンションで、nqrseの家のときと同じように俺はソファーに座ってそわそわしていた。
「96ちゃん来てからやるゲームはもう決まってるんよ。A何かやりたいとかある？1時間くらいなら2人で遊べるで」
「えーと…」
この辺りは初心者でもいけると思う、と目の前のテーブルにゲームを並べていく志麻くん。
並べるほどのゲームがあるこの状態がもう俺にとって初めてのことだ。
どれを選べばいいのかもわからなくっておろおろしてると、志麻くんが1つ手にとった。
「これとかどうやろ。スニッ〇ーズって…知ってる？そらまふがやってたやつ。一応俺も坂田と動画出してんねん」
赤と黄色の変なカタチのキャラクターが描かれているパッケージだ。
どっかで見たこと……あ、まふくんから送られてきた動画でこんなのあった気がする。
うん、そらるさんと仲良さそうにチョキチョキしてた。あれか。
「そらまふのやつなら見たことあります」
「お、ならちょうどええやん。めっちゃ久しぶりにやるから俺も操作とか忘れたけどやってみよーや」
「はい！」
良かった戦うやつじゃなくて、とちょっぴりほっとする。
正直あの天月くんたちとやったスマ〇ラは頭ぐちゃぐちゃになりそうだったから。
これならのんびりできそうだ。
「何か飲む？コーヒーくらい淹れよか？」
ゲームのセットをして画面をつけた志麻くんが、立ち上がって聞いてくる。
大丈夫です、と遠慮しようかとも思ったけど彼は既にキッチンに向かっていた。
「じゃあお願いします、ブラックで！」
「りょーかい」
テレビに映ったゲーム画面から目を離さずにお願いすると、何か子どもみたいやなA、と笑われる。
27歳男です。決して子どもではありません。
「初めてゲーム買ってもらってワクワクしてる少年みたいな目ーしとるで？」
「何だよそれ、バカにしてます？」
若干拗ねながら答える。志麻くんって俺のこと小学生か何かだと思ってないだろうか。
コーヒーを持って俺の隣に座った志麻くんが小さく笑って、まさかぁ、と首を振った。
らすく。@
今日20時から96猫と志麻くんとゲームするらしいです
志麻@
本日20時、らすくと96ちゃんとゲームします！
96猫@
20時からゲーム配信！らすくとまーしぃと一緒やで！
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暁☆(プロフ) - めぞぴあのさん» コメントありがとうございます！頑張って更新します✨️ (7月13日 0時) (
レス) id: f3c28010ce (このIDを非表示/違反報告)
めぞぴあの(プロフ) - ハマりました！続き楽しみです！ (6月29日 21時) (レス) id: 269b094ab0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - あの。はい。無事に沼りました。更新、ありがとうございます！ (6月25日 20時) (レス) @page50 id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
暁☆(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます！大手歌い手さんも魅力いっぱいなので、ぜひぜひこの機会に沼にハマっちゃってください〜！ 私の話がきっかけになってくださればとても嬉しいです！ (6月21日 15時) (レス) id: f3c28010ce (このIDを非表示/違反報告)
月 - うわー…。文章力すごすぎません？ これから読んでこの界隈はまりそうです。irisとかはずっと好きなんですけど、大手歌い手さんには手を出してなかったんです。更新、無理のない範囲で頑張ってください！ (6月20日 3時) (レス) id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁☆ | 作成日時：2020年5月6日 22時
