86話 ページ44
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らすく。@
まふくんと天月くんとluzとラーメン行った。
美味しかった。
【ラーメンとピースされた手が写っている写真】
−AAA@
luzくんとらすくんって交流あったんですね！美味しそう！！
−BBB@
美味しそうなラーメン！手綺麗！！
−CCC@
珍しい組み合わせなのでは…？美味しかったなら良かったです！
「美味しかったねー！」
お店を出た途端、ぐいーと体を伸ばし笑顔でそう言う天月くん。
感情表現がまっすぐで、それがどこか子どもっぽい。
…とても俺の1個上には見えない、なんて本人に言ったら怒られるだろうけど。
「うん、まふくんありがとな。奢ってくれて」
「いえいえ。僕が誘ったんだしね」
優しくてお金持ちなまふくんは、何と俺ら4人分のラーメンを快く奢ってくれたのだ。さすがです。
「──…そういえばみんな今日何で来たの？電車？」
それからふと唐突に思い、俺は小さく首を傾げた。
まふくんは電車かタクシーだろう。車なかったし。
俺は当然車だから、みんなが車じゃないならせっかくだし送ってこう。この後に予定があるわけでもないしな。
「俺とまふくんは電車で最寄りもおんなじだから、送って貰わなくて大丈夫だよ。らすくは相変わらず優しいね」
すると天月くんが俺の考えを読んだかのようにそう返してきて、何となく、気恥ずかしさがこみ上げる。
「……別に送ってくとは言ってないけどな」
照れくささを誤魔化すため素っ気なく答えると、天月くんはえ！？と情けない声をあげた。
「ごめん図々しかったね！？」
「大丈夫だよ天ちゃん。らすくん照れてるだけだから。これは絶対送ってってくれようとしてたよ」
眉を下げて慌てる天月くんとは対照的に、落ち着き払った笑みを浮かべるまふくん。
…確かに図星なんだけど、改めて人に言われると恥ずかしいだろ。
別に俺が特別優しいわけじゃなくて、誰だって車持ってたら送ってくよ。
「…で、luzは？」
それからニコニコ黙って話を聞いていたluzに、声をかける。
俺の周りの歌い手さんにしては珍しく、luzはあんまり自分から話に入ってこないタイプだと判明していた。
暗いとかそーゆうんじゃなくて、聞き役に徹することが多いみたいな。
口を開けば天然発言かましてくるけど。
「タクシーで来ました。まふくんたちと方向反対やから」
「あー、なら送ってく。俺車だから」
そう言った途端、ぱあ、と嬉しそうに笑うluz。
…やっぱり年下って可愛いよな。
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暁☆(プロフ) - めぞぴあのさん» コメントありがとうございます！頑張って更新します✨️ (7月13日 0時) (
レス) id: f3c28010ce (このIDを非表示/違反報告)
めぞぴあの(プロフ) - ハマりました！続き楽しみです！ (6月29日 21時) (レス) id: 269b094ab0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - あの。はい。無事に沼りました。更新、ありがとうございます！ (6月25日 20時) (レス) @page50 id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
暁☆(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます！大手歌い手さんも魅力いっぱいなので、ぜひぜひこの機会に沼にハマっちゃってください〜！ 私の話がきっかけになってくださればとても嬉しいです！ (6月21日 15時) (レス) id: f3c28010ce (このIDを非表示/違反報告)
月 - うわー…。文章力すごすぎません？ これから読んでこの界隈はまりそうです。irisとかはずっと好きなんですけど、大手歌い手さんには手を出してなかったんです。更新、無理のない範囲で頑張ってください！ (6月20日 3時) (レス) id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁☆ | 作成日時：2020年5月6日 22時
