82話 ~amatsuki side~ ページ40
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『…それで思わず電話を切った僕は、いてもたってもいられなくてあまちゃんに電話したわけです』
電話越しに聞こえてくるまふくんの声。
一通り騒いだおかげで冷静になったのか、さっきまでのワントーン高い声からいつも通り落ち着いた声に戻っていた。
「あ、それだけ！？何か用かと思ったのに！」
『あは、ごめん！誰かに話したくなっちゃって…』
「俺に話すってことはマウントとってるのとおんなじだからね！？」
俺だってまふくんみたいにらすくと仲良くなりたい。
あわよくばらすくに「会えるの嬉しい」とか言われたい……いや言われたら間違いなく死ぬけど。
だってそれって確定ファンサじゃん！？
『別にそーゆうつもりじゃなかったんだけど…いいよほんとにご飯行くことになったらあまちゃんも誘ったげるね』
「マジ！？やった！」
思いがけないところでらすくと仲良くなれそうなチャンスが舞い込んできて、思わず笑顔がこぼれる。ありがとう神様仏様まふまふ様。
「……あ、それでそーいやあれどうなったの？動画」
一通りまふくんを心の中で拝んだところで、真面目な話を思い出した。
せっかく電話してるんだし、一応聞いてみる。
『あ、それね、らすくんは土日ならとりあえず大丈夫っぽい！あまちゃん土日に予定ある日あったら後からLI〇Eで教えてー』
「了解！企画は？何するの？」
『何か今回うらたさんが考えてくれてるみたいで、まだ何も教えてくれないの。変なことじゃないといいけどなぁ』
まふくんの切実な呟きには俺も同感。
うらたさんってしっかり者なのにたまにすっげえボケかましてくるから。
「あはは、それは確かにだわ。じゃあまた日にち決まったら教えて」
『うん了解。急にごめんね、ばいばい！』
「全然！ばいばーい」
どんな企画になるんだろう。…楽しみなような怖いような。
そう思いつつまふくんとの通話を終え、スマホを耳から話す。
らすくと会えることを楽しみに、また明日から頑張ろうっと。
──いつからすくとコラボもできたらいいなぁ、なんて、そんな夢のような妄想が頭に浮かんだ。
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暁☆(プロフ) - めぞぴあのさん» コメントありがとうございます！頑張って更新します✨️ (7月13日 0時) (
レス) id: f3c28010ce (このIDを非表示/違反報告)
めぞぴあの(プロフ) - ハマりました！続き楽しみです！ (6月29日 21時) (レス) id: 269b094ab0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - あの。はい。無事に沼りました。更新、ありがとうございます！ (6月25日 20時) (レス) @page50 id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
暁☆(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます！大手歌い手さんも魅力いっぱいなので、ぜひぜひこの機会に沼にハマっちゃってください〜！ 私の話がきっかけになってくださればとても嬉しいです！ (6月21日 15時) (レス) id: f3c28010ce (このIDを非表示/違反報告)
月 - うわー…。文章力すごすぎません？ これから読んでこの界隈はまりそうです。irisとかはずっと好きなんですけど、大手歌い手さんには手を出してなかったんです。更新、無理のない範囲で頑張ってください！ (6月20日 3時) (レス) id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁☆ | 作成日時：2020年5月6日 22時
