61話 ページ18
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【志麻さんがお酒配信！を開始しました】
志麻くんのツイートを引用RT。
ここにいます、と短く打っただけなのにいいねとRTは伸びまくってて、有名人ってすごい。
配信は始まってまだ数秒。
つい1時間前にゲーム配信終わったばかりだし予告も何もしていなかったというのに、閲覧者数はとんでもないことになっていた。
「はいこんばんは志麻でーす。何度もごめんなみんな、センラさんが急に家押しかけてきて酒飲み配信やろとか言うで…」
「志麻くんもノリノリやったやろ？あ、どうもセンラですこんばんは〜！志麻くんちにお邪魔してまぁす」
「…こんばんはらすくです。センラくんと志麻くんに強制参加させられましたー」
［こんばんはー！］
［さっき終わったばっかなのにまたかw］
［96ちゃんはいないんですか？］
［こんばんは！］
［らすくんだけテンションww］
早速お酒の缶に手を伸ばす志麻くん。ぷしゅっといい音が鳴った。
センラくんもそれに習って1本開け、仕方なく俺も開ける。…1本飲みきれないくらいが俺の通常なんだけどな。大丈夫だろうか。
「せっかくだし乾杯しよーや」
「はーいかんぱーい」
センラくんの間延びした掛け声で乾杯。
それから俺はちょっと迷って志麻くんに声をかけた。
「ごめん俺コップ借りていいですか？飲みきれない自信しかない」
「あ、まじぃ？ならせっかくやし俺らもグラス使おか。取ってくる」
［えっらすくん弱いかんじ？］
［1本飲みきれないんだ！］
躊躇いなく席を立った志麻くんに、申し訳ない気持ちがこみあげる。だからやだったのに。
センラくんが俺を見て小さく笑った。
「なんか意外やよなぁ、らすくん飲めそうやのに」
「どこを見て判断してんのか知らないけど、会社の飲み会はほぼ参加しないよ。接待とかで酒勧められても、何となく誤魔化して1口2口しか飲まないようにしてるし」
［そうだったんだw］
［そうなんですね！］
まあうちの会社はそこまで接待が多いわけでも、強制力の強い飲み会が多いわけでもないから何とかやっていけてる。
毎度断るのは心苦しいけど、上司は俺が酒弱いの知ってるし。接待でも気回してくれるから随分楽だ。
「ほいグラス。注ぐから貸し？」
「わ、志麻くんありがとうございます」
「ありがとうございます〜」
センラくんと話しながら待っていると、グラスを3つ持った志麻くんが戻ってくる。
さらりと注ぐところまでやってくれる彼は、やっぱりイケメンだ。
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暁☆(プロフ) - めぞぴあのさん» コメントありがとうございます！頑張って更新します✨️ (7月13日 0時) (
レス) id: f3c28010ce (このIDを非表示/違反報告)
めぞぴあの(プロフ) - ハマりました！続き楽しみです！ (6月29日 21時) (レス) id: 269b094ab0 (このIDを非表示/違反報告)
月 - あの。はい。無事に沼りました。更新、ありがとうございます！ (6月25日 20時) (レス) @page50 id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
暁☆(プロフ) - 月さん» コメントありがとうございます！大手歌い手さんも魅力いっぱいなので、ぜひぜひこの機会に沼にハマっちゃってください〜！ 私の話がきっかけになってくださればとても嬉しいです！ (6月21日 15時) (レス) id: f3c28010ce (このIDを非表示/違反報告)
月 - うわー…。文章力すごすぎません？ これから読んでこの界隈はまりそうです。irisとかはずっと好きなんですけど、大手歌い手さんには手を出してなかったんです。更新、無理のない範囲で頑張ってください！ (6月20日 3時) (レス) id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁☆ | 作成日時：2020年5月6日 22時
