白い雪の和服の少女誕生日番外編 ページ14
鏡花ちゃん探偵社入社後
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今日はAと鏡花で合同で仕事を行っていた
Aは久々の誰かとの合同での仕事に、鏡花は初めてのAとの合同の仕事に緊張もしながら励んでいた
「鏡花ちゃん、そっちに行った!!」
「うん。やる」
走り出し、障害物を飛び越えるA
Aの呼び掛けに応じるように動く鏡花
二人の任務は凶悪犯と思わしき人物の証拠を取り、確実に犯人だという証拠が出たら身柄の確保及び通報
異能を使った凶悪な犯罪者で、盗みを働いた
だが、確かな証拠が無く困っていたところを探偵社に依頼された
二人は数時間くらい見張り、ボロを出した時に行動した
「鏡花ちゃん、軍警への連絡お願いしてもいい?」
「判った」
Aは手際良く縛る
数分したところで軍警が来て凶悪犯は逮捕された
凡そ、異能力者が収容される刑務所にでも入れられるのだろう
「さて、そろそろ私達も帰ろっか」
「うん」
二人は探偵社へと帰る
仕事の話をしたり、趣味や休みの日の話をしたり、とても楽しそうだった
Aは話していると、鏡花の視線がとある場所に向いていることに気付く
でも、それは一瞬だった
Aは鏡花にバレない様に思考を巡らせた
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「鏡花ちゃん、お誕生日おめでとう!!」
そして、本日は鏡花の誕生日
主役の鏡花と探偵社を精一杯飾って、洋菓子を並べ、湯豆腐も机の上にあった
湯豆腐は鏡花のお願いで作られたものだ
「これ、美味しい」
「よかった…流石に橘堂での湯豆腐は再現できなかったから鏡花ちゃんがっかりすると思って」
「充分。また作って」
色々と料理を作り、用意したAは色々口に詰め込む鏡花を見てニコニコと笑っていた
リスみたいでとても可愛らしい鏡花とそれを見守るA
姉妹みたいで微笑ましい光景だ
他の社員は鏡花に贈呈品を渡す
兎のぬいぐるみや豆腐、本などが沢山の贈呈品が並べられていた
A以外の人が渡したときだ
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