まさかの ページ18
『あ、夏帆ー』
夏帆「ん？あぁAどうしたの？」
『へ？あ、いや…ええっと…』
いざこうなると好きな人は誰？と聞けなくなる。
どうにかしてそっちの方向に持っていき、自然に聞きたい。どうせなら。
『夏帆ってさぁ…文化祭誰か誘うの？』
夏帆「へ？文化祭？Aは誰かと行くの？」
『え？や、誘われたけどやっぱりねぇ〜』
あはは、と笑って誤魔化す。
『それより夏帆は？誘いたい人とかいるの？…男子とかで』
夏帆「男子？…それって好きな人聞こうとしてるよねA。どしたの？恋愛相談？」
『いやっ、違うって好きな人とかいないし夏帆の好きな人が気になっただけだよ〜』
夏帆「そう言って〜。Aの好きな人、ゾムさんでしょ。わかんだよ見てたら」
『は、はぁあ？！そんなわけっ…』
急にすごいことを言い出した夏帆に慌てて否定する。そんなわけないだろう、と。
夏帆「ジョーダンだって。反応面白いねぇ…！わたしの好きな人…？んー……ちょっと来て」
『へっ！？ちょ、うわっ』
私はかほに連れられて人のいない方へと連れ込まれる。
そして、夏帆は口を開いた。
夏帆「わたしの好きな人は__」
_____
夏帆「トントン先輩、だよ
数秒すぎ。
『え…………と、トントン、さん？』
夏帆「そ。一回助けられてさぁ。文化祭誘おうかなぁ？って」
『へ。と、トントンさん…を？』
夏帆「そりゃそーでしょ。え、何？小根とでも言って欲しかったの？幼馴染だから」
『ふぁっ！？そ、そんなわけないよっ。へぇ〜トントンさん、かぁ…』
嘘でしょぉぉお…！三角関係じゃん…
何だその漫画みたいな展開は！
夏帆「で？Aはゾムさんに誘われたんでしょ？どーすんの？OK出すの？」
『ふぁ？！なんでそれ知って…？！』
夏帆視点
反応いいなぁAは。
実はあの日、ゾムさんに言われたんだよね…。
文化祭誘うって。どうやらゾムさんはAの事が好きならしい。
Aは気づいてないけどね。
それとさ、Aに小根のことどう思ってる？って聞かれたけど…。どうも思ってないんだけど。
てか小根はただの幼馴染。腐れ縁。それ以上でもそれ以下でもないでしょ。
そういったらAから冷めた目をされたけどどうしてなんだろ。
トントン先輩は助けてもらった時もうかっこよくて…！小根とは違うなぁやっぱ。あいつ心無いから。よし、トントン先輩誘おう。
わたしはトントン先輩を見つけに、走り出した。
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みさ - キュンキュンする…… (2019年10月8日 23時) (
レス) id: a1c0b2695f (このIDを非表示/違反報告)
mup - 有さん» もう訳わかんなくなってきましたね…。一応現状の関係をまとめてみました。 (2019年5月5日 19時) (レス) id: 8440f21db9 (このIDを非表示/違反報告)
有 - でもゾム入れたら五角関係…… (2019年5月5日 0時) (レス) id: 4839ac1ad2 (このIDを非表示/違反報告)
有 - …有能組のお話……四角関係じゃないです？ (2019年5月5日 0時) (レス) id: 4839ac1ad2 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - コメ失礼します。トントンにいれます！ (2019年5月4日 2時) (レス) id: 67447e4259 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mup | 作成日時：2019年3月31日 22時
