知り合い…？ ページ14
『あ…夏帆…？え、ゾムと知り合いなの？』
zm「あ〜えっと…何やっけ？」
夏帆「あぁっ。サッカー部マネージャーの夏帆。小根のマネージャーしてます」
にこっと笑った夏帆の顔は可愛かった。
それから登校中、時間になるまでゾムと夏帆は楽しそうに話していた。
それを見るとなんかムズムズして…。
どうしてだろう、べつにそんな事どうだってよかったのに…。
zm「A？…どしたん？」
『え。あっいや。何でもない。早く行こうよ』
どうやら立ち止まってしまっていたらしく、私は咄嗟に笑って先を進んだ。
__この時、クラスの女子に見られていることを知らずに。
「ねぇ、朝のアレ、どーゆーつもりなの？」
…ただ今わたし、Aは危機に陥っています。
クラスの目立つ女子グループに囲まれて…。
朝、ゾムと投稿していたことがバレ、怖い顔で囲まれています。
女子1「て言うか、昨日鬱さんとゾムさんと話してなかった？ケータイも取り出してたし？」
女子2「うわ何それ。私たち生徒会ファンクラブのルールに“抜け駆けなし”ってあったじゃん？なんで簡単に破ってんの？」
いや。まずわたし生徒会ファンクラブじゃないからそんなの知らないし…。
女子1「…チッ。なんか言ったらどうなの？言い訳とかないわけ？」
『…わたし、生徒会ファンとかじゃないからまずそんなルール知らないんだけど』
そう言って睨み付けると女子たちからははぁ？と言う声が上がった。
女子3「何それぇw。そんなことないでしょ？ねぇアンタゾムさんとどう言う関係なのよ」
ぐっと壁に倒され、囲まれる。
『なんの関係もないけどっ…』
女子2「あ、そういえば昨日ゾムさんと鬱さんと生徒会室いってたらしいじゃない。どう言うこと？」
『それは連れてかれただけでっ…』
女子1「は？何よそれw。連れてかれたって…。もっといい言い訳でも出来ないわけっ！！」
バンっと持っていたカバンがわたしの真横の壁に当たる。
『…っ』
女子1「ねぇ、ホントは何したの？」
『何もしてない。ゾムと鬱さんに連れてかれただけ。朝のもそう‼ゾムが勝手に…‼』
女子1「さっきからゾムさんのこと呼び捨てにしてるけどほんと、あんた何なの…？_なぁ、なんだって聞いてんだよっ‼」
『っ…‼⁉』
わたしに向かって降りかかる拳に、目を瞑る。
あぁ、これだから嫌だったんだ_。
“生徒会に入ってくれたら助けてあげれるんやけどなぁ”
不意に、その言葉が脳裏をよぎった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 145人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みさ - キュンキュンする…… (2019年10月8日 23時) (
レス) id: a1c0b2695f (このIDを非表示/違反報告)
mup - 有さん» もう訳わかんなくなってきましたね…。一応現状の関係をまとめてみました。 (2019年5月5日 19時) (レス) id: 8440f21db9 (このIDを非表示/違反報告)
有 - でもゾム入れたら五角関係…… (2019年5月5日 0時) (レス) id: 4839ac1ad2 (このIDを非表示/違反報告)
有 - …有能組のお話……四角関係じゃないです？ (2019年5月5日 0時) (レス) id: 4839ac1ad2 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - コメ失礼します。トントンにいれます！ (2019年5月4日 2時) (レス) id: 67447e4259 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mup | 作成日時：2019年3月31日 22時
