彼氏と彼女、どっちも危ない【雪男】 (ページ6)

今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:19,098 hit

＊危険ページ6

裏
side:水色

どこだよ、涼太…！

これは、振り返ること二時間前。

－－－－
赤「ちょっと出かけてくるね。」

水「行ってらっしゃい。」

藍「行ってらっしゃい！」

一時間後
水「…帰ってこない…」
藍「いつもはもう帰ってきてるのに…」

流石におかしいと思い，俺らは飛び出した
－－－－
そして、今に至る。

水「はぁ…はぁ…まじ、どこにいんの…？」

ﾋﾟｺﾝｯ

水「ん…？」

ふっかから？

水「…えっ？！」

ここ、さっきも通ったのに…っ、

いや、今は急ごう

水「ふっか！」紫「あ、鏡絲…っ」

ふっか、泣いてる…？

水「ふっか、何があった？」紫「さっき…」

俺はふっかから全てを聞いた。

巳音と会って、すぐ別れたこと

その後ここを見つけたこと

すぐに巳音に連絡したこと

でも、出なかったこと

倉庫の中から涼太の泣き声と喘ぎ声が聞こえたこと

水「そうか…ふっか、ありがとな。ここはなんとかするから，警察呼んでもらってもいい？」

紫「っ…ｺｸｺｸ…」

…さて、どうするかな

足音を立てないよう、少しずつ近づく

赤「やめ、ろぉ...っ！ん、あぁ...ッ、」
水「っ…」

俺は鍵の締まったドアを蹴り開けた。

水「涼太！」赤「ひぅｯ...か、いと...っ、？」

男1「あ"？誰だてめぇ…」

こいつらか…

水「そいつの彼氏。返せよ，俺らの彼女…」

男2「嫌に決まってんだろ」

…！サイレンの音…

ふっか、呼んでくれたんだな。

警「警察だ！」水「コイツらです。お願いします」

赤「かいと、かいと...っ、みおは、？」
水「わかんねぇ、連絡つかない…」

紫「鏡絲、照から連絡きた。病院にいるって…」

水「病院…？そっか…俺らは先帰るから，ふっかは、行ってやって？」

紫「ぇ、う、うん…っ、」

赤「鏡絲、俺らはいいの？」

水「今は消毒が先だろーが。」

俺は涼太を抱えて家まで帰った。

ﾄﾞｻｯ

ﾁｭｯ

赤「んっ、んぅ...」
水「もう、いれちゃうな…？」

赤「ふッ、んぁ...っ、おっき、ぃ、」

まだまだ、消毒したりない…