鈴乃音、風邪ひいたんだってよ ページ26
朝…とはわからないけど起きた。
関節痛と筋肉痛かな?で体が重い……
それに喉も痛いし……
あれ?
『 ……? 』
体がだるい。
関節が痛い。
声が出ない。
( あかん…これ風邪やわ )
『 ケホッコホッ む…ざ……ん 』バタッ
やばいやばいぞ……体が動かないし寒い。
コレ死ぬんじゃないか?死ぬのか私!?
鬼って風邪ひくっけ??あれ??
だんだんと意識が朦朧としてくる。
今目を瞑ってしまったらダメなのに、焦点が合わなくなって思わず瞑った。
朦朧とする中で、誰かの声が聞こえた。
もういいやサヨナラみんな、また来世で会おうね…
私の人生ならぬ鬼生にGood-bye…
────────────────
猗窩座side
猗窩座「 Aッ!! 起きたか?今日も特訓し… 」
『 はぁ…はぁ…… 』
猗窩座「 A……!?どうした!? 」
Aの部屋に入ると、布団を這いずって出ようとしたのか、Aが仰向けに倒れていた。
苦しそうな声がする。
Aの顔は紅潮し、息も荒くなっていた。
俺はすぐに琵琶の女のもとへ行き頼んだ。
猗窩座「 Aの様子がおかしいッ今すぐ無惨様の所に飛ばしてくれ!! 」
鳴女「 …わかりました 」
ベベンッ
鬼舞辻「 …猗窩座か?どうした 」
猗窩座「 大変です!Aが…… 」
俺は無惨様にAの状態を説明した。
無惨様も流石に焦った顔をしていた。
鬼舞辻「 …鳴女、Aの部屋に 」
ベベンッ
猗窩座「 おっ俺は冷やす物持ってきます!! 」
俺は水と冷えた布を用意しに行った。
道中童磨と会って事情を説明すると、手伝ってくれた。
今回ばかりは手を組まないとな…
猗窩座「 失礼します 」
童磨「 失礼します… 」
Aは布団に入っていて、苦しそうに顔を歪めて寝ている。
先程と全く同じ状態だ。
童磨「 無惨様!A殿は大丈夫なんですか!? 」
鬼舞辻「 わからん。何故こうなったのもな 」
そんな…
このままAは死ぬのか?
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ちくわパン(プロフ) - めーさん» ありがとうございます!!もうすぐ出来そうですので、しばしお待ちを! (2019年12月22日 15時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
めー - とっても面白いです!続き楽しみにしてます!! (2019年12月22日 12時) (レス) id: 68839ac813 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわパン(プロフ) - 輝夜さん» ありがとうございます!!頑張りますね! (2019年12月17日 21時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
輝夜(プロフ) - めっちゃ面白いです!更新楽しみにしてますー (2019年12月16日 23時) (レス) id: 7e2f4c64ce (このIDを非表示/違反報告)
ちくわパン(プロフ) - すンずさん» ありがとうございます!励みになります!! (2019年12月12日 22時) (レス) id: f40689aef1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちくわパン | 作成日時:2019年12月7日 23時