【壱】上弦の零は平和を願う 【鬼滅の刃】

鈴乃音、小汚い娘だってよ ページ3

堕姫「 無惨様！お帰りなさいませ！！ 」


鬼舞辻「 堕姫か 」



鬼舞辻( 堕姫。こいつも子供だから任せよう )



鬼舞辻「 堕姫、コイツを風呂に入れてやってくれ。それか妓夫太郎でも構わん 」


堕姫「 い、いえ！私に任せてください！！ 」


鬼舞辻「 任せるぞ。鳴女 」


ベベンッ


私は琵琶の音とともに知らないところについていた。

綺麗なお姉さんが私をマジマジと見ている。



『 堕姫っていうの？ 』


堕姫「 貴方、本当に可愛くないわ。小汚い娘。さっさと風呂に入りましょ 」



私の質問を無視してお風呂へと連れていかれた。

どうやら汚いのが気に食わないようだ。



堕姫「 目、ちゃんと瞑っておくのよ 」


『 うん 』



私の長い髪を丁寧に洗ってくれる。まるでお姉さんみたいだ。

私の目に入らないように流してくれた。



堕姫「 …中々綺麗な髪ね。艶があるわ 」


『 そうかな？ 』



意外と優しい人。



堕姫「 あとは髪の毛を少し切るわよ 」


『 はーい！！ 』


堕姫「 ふふ、貴方のこと気に入ったわ！！ 」



堕姫姉さんは私の髪の毛をショキン、ショキンと優しい手つきで切ってくれた。

前髪が短くなって見えやすい。



堕姫「 後はここを結べば…ほら、完成！！ 」


『 うわぁ…！！ 』



堕姫姉さんが貸してくれた鏡で自分を見てみると、それはまるで他人のよう。



『 ありがとう堕姫姉さん！！ 』


堕姫「 姉さ…！？いいのよ！呼び捨てで！！ 」///


『 はい！！ 』


堕姫( 見違えるほど綺麗に美しくなった…紫黒色の髪がとっても似合ってる… )


堕姫「 無惨様の所にお礼しに行ったら？ 」


『 ハッ！確かに！！ありがとう堕姫！行ってきます！ 』


堕姫「 気をつけてね！ 」

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