檜山くんはわたしに甘い！？ (ページ11)

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『ただいま～』

深田「あれ、おばさんいないの」

たしかにいつも玄関に迎えに来てくれるのに

珍しいなあって思ってリビングに行くと

『りゅーせみて』

深田「ん？」

深田「おばさんっぽ(笑)」

『りゅーせーママもでしょ(笑)』

テーブルの上にはままとりゅーせのママでご飯に行ってくるねっていう

手紙が置いてあった

深田「これお父さんたちも参加する感じだな」

『多分ね(笑)』

わたしの家と竜生の家はほんとに仲良くて

よく子ども抜きでご飯に行くことがある

深田「えーー、ご飯どうする？作るか頼むか外いくか」

『えーー外出るのだるいしなんか頼みたいかも』

深田「いいよ、じゃあここから頼んでて」

『ほーーい』

・

・

ソファにねころがって竜生のスマホから何にしようかなって考えてたら

深田「頼んだら着替えてきなよ」

『なんかママみたいなこというじゃん(笑)』

深田「誰がママや(笑)」

ほらもうカバンも投げてって言いながら片づけてくれる

ほんとにママみたいだよ

・

・

・

『なーんでかっこよくて身長も高くて面白いのに彼女できないんだろ、』

深田「聞こえてるから！！」

『聞こえてたの(笑)』

深田「今はいいんだよ」

『なんで？』

深田「誰かさんのお世話で大変だから」

『ちょっ！』

そういってわたしの頭をなでて着替えてくるようにリビングからだされた

え、今日頭なでられる日なの？