11 ページ11
in
サヨナラを言おう。
ちゃんと薮の足でまといにならないように。
でもこれは言い訳なのかもしれない。
薮は俺のだ!って言えないのがもうきっと耐えられない。
本当は楽屋でもたくさん話して、
絶対みたいにソファに隣に座ったり
お昼寝だって膝の上でしたかった。
でもそんなの我儘だから。
薮はみんなのだから。
俺が我儘言って、困らせちゃダメだから。
今の俺は元々めんどくさいのに
大学って重りが加わって
メンバーを引っ張る薮にはきっと、
うんん、絶対似合わないから。
電話するね。
そう言っておきながら日付けが変わりそうになってもかけられないのは
俺が薮のこと大好きだから。
そんな時、万を辞したように薮からの着信。
サヨナラ、だよ。薮。
この電話で俺達は終わるんだよ。
「……もしもし」
「もしもし、伊野尾?」
「うん、」
174人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かなと - ルール違反の作品にはまともな評価は入りません。まずはルールを理解し、守ることから始めて下さい (2019年8月5日 16時) (レス) id: 1562cd25c7 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 何度も言いますがオリジナルフラグをお外し下さい違反です。編集画面にも注意がちゃんとあります。読まない、読めない、理解出来ないなら活動はおやめ下さい。オリジナルフラグを外されないなら違反報告します (2019年8月5日 16時) (レス) id: 1562cd25c7 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月4日 20時) (レス) id: 9ac913b464 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:rare | 作成日時:2019年8月4日 20時