333話 囮として自分を ページ31
木下はいつも以上に緊張していたものの上げてきたサーブの上手さはみについており。相手の苦手なサーブレシーブをついて1点をとった。2回目はアウトとなったもののAもその様子を褒めていた
『…青根さんうまいなぁ』
2人のマイナス・テンポに今度は青根ががっちりついてきており止めていた。なんとかフォローが入り、もう一度シンクロ攻撃と思えたが
『日向がとびだし…え』
日向がシンクロ攻撃ではなく1人で飛び出した、それにつられたのか黄金川がつられてブロックに入ってしまい、一瞬ブロックがフリーになった東峰が決めた
『(今の日向…黄金川君をつるにいった?ブロックが超速攻に反応することを分かって…もう一度同じように攻撃を仕掛け、誘う…)』
「(いや…でもこいつはいつも100%打つ気だ。だから相手もつられやすい。たまたまか…直感か…でもどっちみち。東峰さんを選択したのは俺だから、俺の手柄だけどな)」
『(でもどっちみち。旭さんを選択したのは俺だから、俺の手柄だけどなって思ってそうだな影山)』
日向は自分を見ている影山を不思議に思ったが、Aは影山の手柄のアピールが少し分かっており内心は笑っていた。
田中のジャンプサーブはきれいにさまになっておりネット際で東峰が打ち、青根に止められたものの西谷のフォローでなんとか上がり、影山がアンダートスを上げた
『ブロックがっちり!』
「決めたれー!」
「んっ!!」
東峰がブロックを吹っ飛ばして、ブロックアウトとなり点数を取った
「すっげぇパワー」
「それだけじゃねぇよ」
『(やっぱわざと溜めてやってたな…こりゃあこの先にも上手く応用できそう)』
8セット目が25-21で終わり、練習試合は終了となった。
全員が練習試合が終わったためジャージを着て、体育館を掃除していた。
『お疲れ様』
「おう」
『侑さんのあの言葉…どうやら意味が分かったってことでOK?』
「あぁ、わりぃな迷惑かけて。いろいろと」
『気にしないでいいよ、この時期は色々悩んでこそなんぼって思うよ。気にしてない、てなわけで宿題手伝う権利を授けよう』
「うっし!」
2人は恋人らしい会話をしたと思ったが、最後に学生らしい会話となり烏野マネの2人は静かに見ていたが少しやれやれという表情だった
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百合菜(プロフ) - あの、私の作品で、この作品にある、トレーナーというポジション(?)の設定を使わせていただいても大丈夫でしょうか?まだ下書きの段階なので、駄目なら全然大丈夫です。 (2021年1月6日 7時) (レス) id: 8b83b17277 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - 百合菜さん» あ、ありがとうございます!!が、頑張ります! (2020年12月24日 9時) (レス) id: 918ed7425a (このIDを非表示/違反報告)
百合菜(プロフ) - すごい作品です!夢主ちゃんも、影山も、バレーが、大事って所は変わってなくて、スポーツと恋愛の両立がしっかりできてますねwwwこの作品、ホントに原作に寄り添っていて、かつさらに面白くっなっていて最高です。更新頑張ってください!応援してます! (2020年12月23日 8時) (レス) id: 8b83b17277 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - コアラのマーチさん» ありがとうございます!忙しくなっているため頻度は遅いですが、頑張っていきます! (2020年12月14日 1時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
コアラのマーチ - 更新楽しみにしています!! (2020年12月8日 23時) (レス) id: 5331eb9aa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2020年11月1日 16時