326話 威圧の伊達工 ページ24
『(月島…足の筋肉ついてきてる…。ジャンプは上がってるわけじゃない、けどちゃんとやってることは確か…、合宿で何があったんだろ…あとは日向か)』
疑似合宿に行っていた日向と月島をじっと見ていたAは日向の変わりように少し疑問があった
「なんだか…合宿から帰って来てから、日向がたまにすごく静かになるなって思って」
『合宿で何を学んだことやら…(あれを見るに、球拾いで何か見えたのかな)』
Aがそんなことを思っていると日向がAと似たようなことを思っていたのか月島に意外な言葉を発した
「なんか、月島、黄金川がセッターのときの方が高い所から打ってた気がする」
「?」
「ちゃんと跳んでますけど」
「そっか?じゃあ気のせいかな〜」
『(私の違和感はこれか…けど月島は影山のトスを嫌そうにはしてない…。黄金川君って確か伊達工のセッター…影山よりセットアップは上手いようではなかったけど…)』
日向の一瞬の言葉にAだけでなくセットアップをした影山も不思議に思っていた
しばらく時間がたち、伊達工が烏野に到着した
「「しあ〜っす!」」
全員の身長が高いというのもあるが伊達工の威圧感はどっからみても恐ろしいように見えた
初めて近くで見る谷地は声と大きさに顔を青ざめて震えていた
日向と月島と同じく合宿に行っていた黄金川もおり日向は楽しそうだったが月島は嫌々の様子だった。なぜか謎の友情を築いている青根と日向は静かに礼をしていた
『影山…人を睨まない』
「いてっ…睨んでねぇよ」
『影山、さっき日向が言ってたの気にしないでね。たとえ練習試合でも調子は崩さないように』
「お、おう…」
「あ!!牛島さんの従妹!」
その言葉で烏野メンバーの空気が静かになった。そう…怒る全員がそう思ったのだ
「あれ!違った!?けど牛島さんと電話してたよな!五色も日向もレシーブ喜んでたし、すごい奴だよな!」
黄金川は周りの空気など気にせずどんどんAに質問をしに行っていた
『(…あぁ、こういう日向みたいに純粋に素直に質問するタイプ苦手だ…)それはどうもね…、けどまぁ私は牛島の従妹っていうか』
「一条寺A!だろ!牛島さんがそう言ってたえっと…「あいつは俺の従妹よりも一条寺Aという1人のトレーナーだ」ってだから名前覚えてる!」
『!!…そっか、まぁよろしくそれより先輩が呼んでるよ』
そう言われて黄金川は伊達工の集まりへと走って行った
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百合菜(プロフ) - あの、私の作品で、この作品にある、トレーナーというポジション(?)の設定を使わせていただいても大丈夫でしょうか?まだ下書きの段階なので、駄目なら全然大丈夫です。 (2021年1月6日 7時) (レス) id: 8b83b17277 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - 百合菜さん» あ、ありがとうございます!!が、頑張ります! (2020年12月24日 9時) (レス) id: 918ed7425a (このIDを非表示/違反報告)
百合菜(プロフ) - すごい作品です!夢主ちゃんも、影山も、バレーが、大事って所は変わってなくて、スポーツと恋愛の両立がしっかりできてますねwwwこの作品、ホントに原作に寄り添っていて、かつさらに面白くっなっていて最高です。更新頑張ってください!応援してます! (2020年12月23日 8時) (レス) id: 8b83b17277 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - コアラのマーチさん» ありがとうございます!忙しくなっているため頻度は遅いですが、頑張っていきます! (2020年12月14日 1時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
コアラのマーチ - 更新楽しみにしています!! (2020年12月8日 23時) (レス) id: 5331eb9aa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2020年11月1日 16時