318話 おりこうさんを気にしています ページ14
「俺の打てへんやつはただのポンコツや」
ストレッチの時間となり影山と侑が2人で話している状況だった。
どうも昨日のことがありAと千鹿谷は2人の会話を気にしていた
「飛雄君はセッターより、スパイカーの方が向いてるんちゃう？」
「なんでですか？」
「セッターやってるときは、小難しい顔しとったから」
『(もともと小難しい顔はしてるよ…けど)』
「『(それは…あなたのおりこうさん発言のせいだと思う…あと、昨日のこともあるからだよ)』」
「そうですか、でも俺はセッターです」
「うん、まぁせやろな」
何事もなく、話が終わったのか2人はほっとしていた
「あの、宮さん。おりこうさんってどういう意味ですか」
「ん？そのまんまの意味。真面目で素直で、ええ子やねって」
『(おりこうさんかっ…今まで言われたこととは違う。
金田一とか及川さんに言われたこととは違う…おりこうさん)』
A自身のことではないが、自分のことのように侑の言葉を気にしていた。
終わるまで、Aも頭から離れなかった。
「おりこうさんが気になるなぁ…って顔やね」
『…まったくそうだよ……え…あの！？侑さん。な、なんで女子トイレの前に！？』
Aがトイレに行っている間、出たとたん外には
同じくトイレにいた侑に出会った。Aは気づかずに敬語を使えずにいた
「すまん、驚かせるつもりはなかったんよ。
けどまぁさっきからずーっと飛雄君と同じように小難しい顔しとるから
ポーカーフェイス上手そうなのになーって……飛雄君のこと気にしてた？」
『んまぁ…一応は同じチームメイトなのでこれからの試合に影響したらっていうのも』
「そうか…けどまぁ本当のことを言ったことには変わりない。せやろ」
『言いたいことは…まぁ分かります。けど影山を困らせないでください
…彼は彼でまた違う経験があるんで慣れないんですから…』
「…そうか」
その時の侑の顔はどこか悲しみがAの顔には少し影山を思う恥ずかしさがあり
小さな間がその場で生まれていた。
『けどまぁ…それが影山にいい経験になるならいいですけど』
「矛盾しとるね…けどまぁ恋人を思ってか。飛雄君が羨ましいな」
『……近いです』
侑がAに触れようとすると、Aは急いで後ろに下がった。
「(飛雄君に何か言われたな…けどまぁ…ほんまに飛雄君。ずるい
俺が一緒だったら恋人になれたんかな)」
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百合菜(プロフ) - あの、私の作品で、この作品にある、トレーナーというポジション(？）の設定を使わせていただいても大丈夫でしょうか？まだ下書きの段階なので、駄目なら全然大丈夫です。 (2021年1月6日 7時) (
レス) id: 8b83b17277 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - 百合菜さん» あ、ありがとうございます！！が、頑張ります！ (2020年12月24日 9時) (レス) id: 918ed7425a (このIDを非表示/違反報告)
百合菜(プロフ) - すごい作品です！夢主ちゃんも、影山も、バレーが、大事って所は変わってなくて、スポーツと恋愛の両立がしっかりできてますねwwwこの作品、ホントに原作に寄り添っていて、かつさらに面白くっなっていて最高です。更新頑張ってください！応援してます! (2020年12月23日 8時) (レス) id: 8b83b17277 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - コアラのマーチさん» ありがとうございます！忙しくなっているため頻度は遅いですが、頑張っていきます！ (2020年12月14日 1時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
コアラのマーチ - 更新楽しみにしています！！ (2020年12月8日 23時) (レス) id: 5331eb9aa0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reichan | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2020年11月1日 16時
