検索窓
今日:6 hit、昨日:21 hit、合計:148,595 hit

100話 目の前 ページ7

及川のサーブは烏野サイドの西谷へ…

『…ジャッジ!』

サーブの威力は高かったが

どこかコントロールがおかしいとAは

気づき声を上げた。

「‥‥(アウト)」

西谷はボール見切ったのか

レシーブをしなかった。

サーブはラインぎりぎりで超えて

アウトとなっていた。

『(及川さんがサーブを…

焦りだとしても…』

サーブミスにAは

どこか不安と疑問があった。

マッチポイントでラッキーと

思う状況、だけどそれを忘れさせるかのように

岩泉がすぐにスパイクで返してきた。


その後も点の取り合いが続いて行った

ついに両者は30点台を超えており

31-31

『(最後の流れ的にいいのは烏野だけど

中々青城は崩れてくれない…。

さっきの及川さんのサーブで崩れてないのは

きっとその後の岩泉さんのスパイクだから

だけど…固すぎる)』


だがそこでローテが1週になり、

サーブは及川へと回っていた。

『(さっきのサーブの後…

なんで外したんだろう)』


「目の前相手さえ見えてない奴が

その先の相手を倒せるもんかよ」

「…!!」

『(目の前‥‥烏野を考えないとなると

…あの人考えたんだな)』


「‥‥そうだね」

Aはその先ほどとは違う

威圧のある及川のサーブ前の様子に

一瞬でも何か変わったと感じた

『(決めてくる‥‥)』

Aは及川のサーブの1つ1つの行動が

先ほどよりも重く感じていた。

及川のそのサーブは今までよりも

明かにこの試合最高のサーブであった。

「返ってくる!チャンスボール!」

『(ボールは一体どこに…)』

この焦る状況…試合にでないAでも

思考が少しずつ落ちてきていた。

101話 今は信じてくれる→←99話 負けてたまるか



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (26 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
96人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

reichan(プロフ) - 薊さん» ありがとうございます! (2020年5月6日 21時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
- 142話主人公の苗字違ってますよ〜 (2020年5月6日 21時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - いえいえ!!!これからも頑張ってください!!! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - NEØさん» あ!本当ですね! ありがとうございますれ (2020年3月19日 10時) (レス) id: cece7fb186 (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - 1個目の暗記が安危になってますよ?作者さんの書く文章がとても好きなのでこれからも更新頑張ってください!!!応援してます! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2020年3月5日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。