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138話 好奇心くらい ページ45

「あ!そういえば!」

そう言いながら日向は田中と西谷に

スマホを見せていた。

その画面には音駒1回戦進出し次は

2回戦という孤爪とのメールを見せた。

「さすがだぜ音駒めー!」

『え?…あ』

そう言われてAもスマホを見ると

孤爪と黒尾からの2回戦進出への

メールが来ていることに今気づいた。

『わ、忘れてた‥』

Aは2人におめでとう。

返信気づくの遅れてごめんと送った。


〜次の日〜

『失礼しまーす!』

「あ、Aちゃん。チワッス!」

『チャッス!‥‥

あ、仁花…悩んでるんだね』

「何か迷ってるの?」

「!!」

「ちなみに私元々スポーツはやってたけど

Aちゃんとは違ってバレーも

マネージャーも未経験だったよ」

「?」

「なんだって始める前から好きってこと

無いじゃない?

何かを始めるのに揺るぎない意志とか

崇高な動機とかなくていい

成り行きで始めたものが少しずつ

大事になっていったりも、する」

『うんうん!』

Aもその言葉に

あ〜と納得ししながら頷いた。

「スタートに必要なのは

ちょこっとの好奇心、くらいだよ」

『まぁー、いくらでも

その入部届に見入ってても大丈夫だよ』



『あ、清水先輩。

扇西高校到着4時半見たいです』

Aは職員室に行き

電話で扇西高校からの連絡を聞いて来た

「うん、ありがとう。

扇西高校、到着は4時半だそうです!」

「はい!」

『じゃあ仁花、コート脇にパイプ椅子を8脚!』

「ういっす!」

「重かったら1つずつでいいよ」

「だ、大丈夫です!」

『ゆっくりでいいからね〜』

そう言いながらパイプ椅子を取りに行った。


「手伝う!?」

「い、いいよ自分のことやって?」

「わかった…ふん!ぜってぇ負けねぇ」

すると日向は自分の頬を

痛くなる感じにびしっと叩いた。

『叩きすぎるなよ〜』

そう言いながらAは

一気にパイプ椅子を4つ持った。

「馬鹿力」

『ん?』

「いっ!いえ!」

Aの力持ちのところに

日向は大声で行ったがAの

危ない笑いにビビッて黙った。

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reichan(プロフ) - 薊さん» ありがとうございます! (2020年5月6日 21時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
- 142話主人公の苗字違ってますよ〜 (2020年5月6日 21時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - いえいえ!!!これからも頑張ってください!!! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - NEØさん» あ!本当ですね! ありがとうございますれ (2020年3月19日 10時) (レス) id: cece7fb186 (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - 1個目の暗記が安危になってますよ?作者さんの書く文章がとても好きなのでこれからも更新頑張ってください!!!応援してます! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2020年3月5日 23時

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