102話 見えないところ ページ9
及川のサーブ誰もが強烈なのが来る…
誰もがそう思った、
だけど違く前の方にボールを落としてきた
なんとか澤村がボールを上げたが
乱れてしまい速攻は使えずに
レフトの東峰に上がったがボールは拾われる。
そのまま長いラリーが続いた。
烏野の攻撃のチャンス…。
乱れてはいたが影山がオーバーで
カバーに入った体勢であった。
『(変人速攻…)』
影山は後ろから前にトスを上げた、
トスを上げたのは日向だった、
日向は思いっきりスパイクをした。
だが‥‥目の前には3枚ブロック‥‥
ボールは跳ね返され、ボールは…
烏野のコートに落ちていた。
烏野は全員‥‥言葉が出ずにいた。
Aもその瞬間驚きと悲しみがわいた。
「整列!…ありがとうございました!」
『すみません、ちょっとトイレ行ってきます』
「あぁ…分かった」
『っ!…』
Aはトイレに行き
目を抑えてトイレの中にいた。
全員は外で水をあびていた。
Aはその空気に不安に思ったのか
影山と日向が気になり2人がいると
思われる場所に向かった。
『あっ…』
Aは2人を見に行こうとしたとき
武田先生にいたのに気づき横に歩いて行った
そこにはもめてると思われた、2人がいた。
「ミーティング、始まってしまいますよ
今日も素晴らしい活躍でしたよ、二人とも」
だけど2人は黙ったままで言葉を返したのは
日向だった
「でも、負けました」
「確かに負けました。でも実りある試合だったのでは?」
だけどその言葉に2人は黙って下を向いていた
何も反応しない2人に武田先生は声をかけた
「君たちにとって、負けは試練じゃないんですか?」
その言葉に2人はぴくっと顔を上げた
「地に這いつくばった後、また立って歩けるのかという。
君たちがそこに這いつくばったままならば
それこそが弱さの証明です」
武田先生のその言葉に2人はゆっくりと立ち上がった。
にこりと笑いながら武田先生は歩いて行った
『(さすが武ちゃん…。
負けを知るのも大事だってことかな)』
Aは2人の後ろに行きながら思いっきり
叩いて歩いて行った。
『ほれ…行くよ』
「!!」
「お、おう。
Aって…やっぱすごいな。
あぁいう状況でも立てるんだな」
「‥‥あいつはちげぇよ」
「どういうことだ?」
「目が赤かった…
きっと見えないところであいつだって
苦しんでいるんだ」
「!!」
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reichan(プロフ) - 薊さん» ありがとうございます! (2020年5月6日 21時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
薊 - 142話主人公の苗字違ってますよ〜 (2020年5月6日 21時) (レス) id: c593b9094d (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - いえいえ!!!これからも頑張ってください!!! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - NEØさん» あ!本当ですね! ありがとうございますれ (2020年3月19日 10時) (レス) id: cece7fb186 (このIDを非表示/違反報告)
NEØ(プロフ) - 1個目の暗記が安危になってますよ?作者さんの書く文章がとても好きなのでこれからも更新頑張ってください!!!応援してます! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 7a24a63867 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2020年3月5日 23時