139話 オールフォーワン ページ48
壊れた岩の壁では
隠密組6人が
息を止める勢いで隠れていた。
「(なっ、なんだあいつ。
何が起きた)」
「(一瞬で全部、かき消された)」
「(逃げなくては‥‥
わかっているのに)」
「(恐怖で体が)」
「(足がすくんで)」
「(体が動くない)」
「(一体何なんだいあれは)」
すると…
そこに黒い液体で、
飲み込まれた
爆豪とAが来ていた。
「くっせぇ」
『げほっげほっ
うふぇっ…うふぇ』
Aは気持ち悪くて
膝をついていた。
「A、
なんじゃこりゃあ」
「(かっちゃん！)」
「(A！！)」
その声に6人が
早く反応した。
「悪いね
爆豪君、光野さん」
「んあ？」
『…っ
(だめ…うまく
頭が回らない)』
そこにその後
黒い液体に包まれた
敵連合も来ていた。
「先生…」
「また失敗したね弔、闇末
でも決してめげてはいけないよ
またこうしてやり直せばいい。
こうして仲間も取り返した、
この子たちもね。
君が駒だと考え
判断したからだ‥‥
いくらでもやり直せ、
そのために僕はいるんだよ
すべては君のためにある」
その場で2人は分かった。
これが敵連合の人物だと
分かった。
その時に壁の向こうにいたうちの
4人が動こうとしたが、
八百万と飯田に止められた。
するとそこに
オールマイトがとんできた。
「すべてを返してもらうぞ
オールフォーワン！」
「また僕をころすか？
オールマイト！」
『(オールマイトの
攻撃が素手で止められた
じゃあこの人が)』
「『(こいつが/この人が
敵のボス)』」
「6年前と同じ
過ちはおかさせない
オールフォーワン。
爆豪少年と光野少女を
取り返す。
そして今度こそお前を
刑務所にぶち込む。
貴様の操る敵連合もろとも」
「それはやるとこは
多くて大変だなお互いに」
オールマイトの決死のパンチは
オールフォーワンによって
軽く恥返された。
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作者名：reichan | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2019年12月10日 23時
