女神の力を示して3 (ページ43)

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134話　正しいのかページ43

そしてその頃。

～敵連合では～

死柄木が謝罪会見の

テレビを見ていて消していた。

「不思議なもんだよな

なぜヒーローが攻められてる。

奴らはすこーし対応が

ずれてただけだ、

守のが仕事だから

誰にだってミスは1つや2つはある

お前らは完璧でいろって

現代ヒーローってのは

肩ッ苦しいなぁー

爆豪君よぉー」

「本当めんどいよねー

光野ちゃん」

死柄木は爆豪を見ながら

闇末はAを見ながら

そう言った。

「守るという行為に

対価が発生した時点で

ヒーローはヒーローで

なくなった。

これがステインのごきょうし」

「人の命を金や

自己顕示に変換する

言様、

それをルールでぎちぎちと

守る社会、敗北者を

励ますどころか

責め立てる国民、

俺達の戦いは問、

ヒーローとは正義とは何か、

この社会が本当に正しいのか

1人1人に考えてもらう。

そしたら全員が

それにわかって目指して

もらえるだろ

俺達は勝つつもりだ。

君は勝つのが好きだろう」

「何かに目指してもらうなら

君の望んでいるんじゃないかな」

Aは囚われていた

首輪で顔を上げ

垂れて何かに貪欲な

目で見られていた

「(死柄木は

勝己君の性格が分かって

言ってる…)」

「…っ

(Aのヒーローに

なりたい理由を使い

やがって)」

そこに2人の沈黙が続いた。

「茶毘、拘束はずせ」

「は？暴れるぞこいつ」

「いいんだよ、

対等に扱わなきゃな、

スカウトだろ…

それにこの状況で

勝てるかなんて

分からねぇ2人じゃないだろ

雄英生」

2人の拘束した道具を

トゥワイスと闇末が外していった。

だがAは体に

麻痺が来ていたため

体がフラフラだった。

「ありゃー入れすぎちゃった」

「強引な手段だったのは

謝るよけどな

我々は悪事と呼ばれる行為に

いそしむただの

ボートじゃないのを分かってくれ

君らをさらったのはたまたまじゃねぇ」

「ここにいるもの、

事情は違えど

人にルールに

ヒーローに縛られ

苦しんだ君ならそれを」

『(麻痺で‥‥

声が聴きとりづらい…)』

Aが爆豪の方にふらついていた。

その瞬間爆豪がトゥワイスを蹴り

死柄木を爆破し、

ふらついていたAを支えた。

「黙って聞いてれば

だらだらよー、

馬鹿はようやく出来ねぇから

話が長げぇからよ、

嫌がらせしてぇから

用は嫌がらせしてぇから

仲間になってくださいだろ。

無駄だよ」

爆豪は死柄木をにらんだ