女神の力を示して3 (ページ30)

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121話　敵連合ページ30

「(みんな！)」

Aと日向の元にも

マンダレイのテレパスがいった。

『これってマンダレイの

テレパス』

「(敵2名襲来。

ほかにも複数いる可能性あり。

動けるものは直ちに施設へ

会敵しても抗戦せず撤退を)」

『敵！？

なんで、万全の準備じゃないの？』

「とりあえず施設に向かおう」

『うん』

2人は施設に向かって走って行った。

「みぃーつけた！」

すると目の前に謎の男が現れた。

『日向、離れて！』

「っ！」

Aと日向は間一髪で避けた。

「おー…もう1人は

知らねぇ‥‥。

いいねぇ、闇に染めてあげるよ

光をな！」

『こいつっ‥‥』

「よしっ！」

『日向、とりあえず。

施設に行かなきゃ。

戦うのだめなんだから！』

「っ…分かった」

「おっとー‥‥

逃がさないよっ！」

すると目の前に岩の壁が

何個もできた。

Aも日向も

壊そうとしたが、

出れずにいた。

『まずいっ‥‥

とりあえず、よけながら

やるよ』

「うん」

「かっこいいねぇーヒーローは」

するとすごいパワーで

近寄ってきた。

2人とも体術を鍛えているためか

避けられてはいた。

「っー‥‥

そこの水の子邪魔」

『日向ッ！』

「っ！！！」

すると黒い男は

今までよりも早く動き

日向の頭に強い切れ込みをいれ

気絶させた。

『日向！！』

「っ‥‥大丈夫…っ」

どう考えても大丈夫でなく、

ふらふらしていた。

「じゃあ‥‥時間と行こうか。

シャイニーの娘さん。

君の親の翼を折った

張本人を倒してみなよっ！」

『っ！！てめぇ』

「あはははは！！」

『お前が‥‥お前が』

「そうだよ！俺だよ！

よかったさ！あの顔！痛さ！

最高だったさ！」

「(A組B組総員。

プロヒーローイレイザーヘッドの

名において戦闘を許可する！

A組B組！戦闘を許可する！)」

その指令が出たとたん。

Aが翼を広げて、

相手の後ろの回りこんだ。

『拳！』

だが、それは背中に生えたものに

吹き飛ばされ、止められた。