女神の力を示して3 (ページ26)

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117話　横にいたいページ26

その日の夜。

山の上では敵連合の一部がいた。

「やっほー茶毘君がたがた

集まってるねー」

「闇君！これ

可愛くないです！

どうにかしてください！」

「俺に言われてもなぁ～」

「で、あと3人か」

「あぁ。

あいつらの平穏は俺たちの手の上だ」

「わーやんでる～」

次の日の朝

Aは朝早く起きて。

走り込み、ヒーリングの

練習を1人でしていた。

昨日の女子会で話された内容も

恥ずかしかったためか

1人で外にいた。

『百ちゃんも

あんな風に言わなくても‥‥

でもなんであの時

焦凍は‥‥』

気にしてはいたけど

想像すると恥ずかしがっていた。

「俺がどうかしたか？」

『‥‥』

「A」

『はぁ‥‥』

「A！」

『っ！！！しょ、焦凍！』

自分の声に気づかなかった

Aに気づいてもらうため

轟はAの顔に近寄った。

「あ、悪い。

集中してたか？」

『え、いや！

ちょっとぼーっとしてただけ//』

「俺の名前言ってたけど

どうかしたのか」

『ふぇ！？聞こえてた？』

「あぁ、俺も

走り込みしてたから」

Aは下を向いていたが

ちょっと気になったのか

轟に聞いた。

『焦凍さ、

なんで体育祭の時。

「しばらくこのままでいさせてくれ」

ってやったの？』

「‥‥」

そのいきなりの言葉に

轟も焦った。

『しょ、焦凍？』

「い、いや。悪い‥‥

そのあの時は親父の力で

悩んでたから、お前といると

俺は落ち着ける、

あの時のよくわからなくなった時、

お前の横にいたかったから。

悪いな」

『え、あっ！

別に嫌ではなかったよ！//

なんでかなーって気になってさ。

あの体育祭の時は

誰だって人を頼りたいもん。

私も焦凍に助けられたから、

そのお礼ってことだね』

「あぁ」

『なりたい自分になれたならさ！』

「(やっぱAは

俺の気合を引き出さしてくれる

天才かもな)

走りこむか？」

『望むところ！』

Aと轟は

その後一緒に走り込みをした。

「んだよっ、あれ」

朝早く起きたのは轟とAだけでなく

爆豪もいた。

Aに声をかけようと思ったが

轟がいたため声をかけられず

その後の話を全て聞いていたため

出るに出られなかった。

「くそっ」

Aを思っているのは変わりないが

彼女からの意識が入っているのは

轟の方が大きいと改めて気づき

木に向かって拳を入れていた。