女神の力を示して3 (ページ2)

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96話　完成してきたページ2

『日向！手に水を加えて！

そのまま跳んで！』

「うぅぅぅぅ…わわわ、

わかたぁぁぁ」←飛ばされてるため

上手く喋れていないｗ

「そう簡単には行かせないさ」

セメントスはAを避け、

日向にセメントの壁を当てようと

していた。

『イメージ‥‥下には‥‥

小さな木の根が埋まっていた…

大きくすれば視界を遮る

壁となる！！』

セメントの壁がせまる前に

行くまでの道に

大きな木が何本も生えてきた。

「な！」

「まじかっ…ここまで行くわけね

私も負けてられない！」

(「な！大量の木！？」)

(「これって！

この間、練習してたっていう

あれか！」)

(「ここまで仕上げて来たかA」)

その木には全員が驚いていた。

「セメントの壁はまだあるさ！」

『光がある限り‥‥

キャパ切らせない！

不死鳥(フェニックス！)』

大きな光の鳥が木と

一緒に行く道をふさいだ…

そのすきに日向は

ゴール目の前まで来ていて。

「さすがだ」

そして日向がゲートを出ていた。

大きな音が会場に響いた。

「光野、風神チーム。

条件達成」

『日向…よっしゃぁ～』

「A！！！やったぁよ！！」

遠くから日向が叫んでいた。

『うん…疲れた～』

「最初は二手に分かれて

不利かとも思ったが

背後からの攻撃などもしやすい…

相性の悪さと良さを

上手く使いこなしていた。

評価にあたいするよ」

『ありがとうございます、

セメントス先生』

「1年A組、期末試験の

全演習、終了」

そしてアナウンスで

期末試験が終了した。

『(やった‥‥特訓の成果がここで

でたんだ。まだまだ上に行きたい！)』

この期末試験ではいろんなことを

経験した人がいた。

自分の弱さを知り、一歩前に進んだ人。

ヒーローに必要なものを教えられた人。

特訓の成果がでて

上を目指しに行こうと決めた人

高い壁に阻まれた人。

自分の無力さを知った人。

新たな目標に向けて進む人。

ひきこもごもの中、

期末試験は終了した。

だが、その時には

奴らが動き出していた。

「気になるかぁ？死柄木

そのそばかすの

みどりたに？でく？

ってやつ」

「みどりやいずくです」

「ちっ闇末(やみすえ)うっせぇ」

「わりぃな」

「そいつらはなんだ」

「あんたがそうか。

生で見ると気色悪りぃな」

「うっは！手の人！

ステ様の仲間だよね！私も入れてよ！

敵連合！」

新たな闇の動きだしていた。