195話 筋肉の崩れ ページ50
試合が再開しても、
やっぱり翻弄はされていた。
「はえーな」
『だけど、
真っ向から走って行っても
ただの体力消耗です。
ここは試合を見計らって
何か少しでも
好きが見えてくるまで
待ちましょう』
「あ、あぁ…」
きっと.
なにかがある…。
すると、相手の選手が
急に倒れだし、
ボールを外に出した。
『今のって一体。
普通と何かが‥‥』
急に倒れるって‥‥
接触があったわけでもない
…となると。
だけどそれを気にしないかのように
相手は攻め込んできて、
「暴走チャリオット!」
「マジン・ザ・ウェイブ!」
止めようとは思っているが
サポーターの威力が
強すぎて。
海腹さんは止められずにいた。
するとシュートを打ってきた
選手がまた倒れた。
『…やっぱりそうだ!』
「な、何がだ」
『析谷さん‥‥
ちょっとパソコン借ります』
「あ、あぁ」
私は急いで調べた。
『やっぱりあの
サポーターのせいで
選手の体への崩れになってる』
「サポーターのせいでゴス?」
『はい、あのサポーターは
人の筋肉を増幅させてるみたいです』
「なるほど、
強制的に動かされる手足への負担は
ただでさえ相当なもんになる」
『はい、
あの様子だと。
暴走しているように見えます。
このままだと全員の体が
持ちませんよ』
「そうなんゴス!?」
「はっ、
そんなの自爆じゃねぇか」
「イタリアも
こんなことになるとは思って
いなかっただろうな」
「これもあの魔女が仕組んだ。
毒リンゴの方程式かも
しれません」
「それって…」
「毒リンゴで
人をころすためには
自分自身も人かじり
せねばならないのですよ」
すると明日人君が
イタリア選手に声をかけていた。
すると選手たちは
サポーターを外し始めた
.
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2019年11月3日 22時