187話 反則 ページ42
使い手に注意を
したけど。誰かは分からない。
それに油断はできない。
だけど明日人君は
無茶ばかりをしながら
動いていた。
だけど…ブラジルの動きは
どこか変わりだしていた。
灰崎君の経穴を狙おうとしていた、
ブラジルは動きを止め、
仲間割れをしているように見えた。
そこで前半が終了した。
ハーフタイムでは析谷さんの
経穴ヒーリングを使って
なんとかなった。
析谷さん、何者なんですか。
『うーん、ここまでくると。
動きの見極めもできないし』
「お、おい。
パソコン見すぎだって」
『あー、だめ。
分かってもよけきれない。
それに経穴殺法は
国家機密になってる』
「そうか‥‥
ならば方法は1つしかないな」
『え?』
「俺達もやらないか?
反則プレイ」
「「はぁ??」」
その発言にはみんなが
驚いた。
「何を言ってるんだ水神矢」
「ふりだよふり」
「なぜそんなことをする」
「あいつらは純粋すぎて
分かってないんだ」
「なるほど、殴られたものしか
殴られた時の痛さは分からない、
ってことかな」
『野坂君、
分からなくはないけど。
単細b‥‥ある2人は
よく分かってないよ』
危うく怒らせるところだった。
「(今単細胞って言おうとしてた。
灰崎とヒロトとか)」
『簡単に言うと、
オリオンの悪影響を
受けたものじゃなければ、
オリオンの悪さと
悔しさが分からないってこと』
「はい。
ということはそれを彼らに
受けさせて心を分かってもらう
ことですね」
『まぁ、そういうこと』
「だけどどうやって?」
『…となると、
今あるもので用意するしかないね』
「どうやって…」
『それはこっちに任せて。
人の心を開かせてみせる(ニヤッ』
「「(A、本気だ。こえー)」」
私は急いでカバンの中を、
探し始めた。
今までのオリオンの悪さと
考えると。
「あー。あいつ
考え事に燃えると怖い」
「あはは(-_-;)、
頑張ってるのは分かるけど」
「すげー、
今の笑み怖かった」
「あいつに何かさせたら怖そうだな」
「「あぁ」」
(FW組の一部は
少し怖がっていた)
そんなのはもちろん知らなかった。
私
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2019年11月3日 22時