検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:24,059 hit

183話 エラシコ ページ38

思いがけない風に始まったけど。

ホイッスルが会場に鳴り響いた。

ブラジルは最初からバックパスという

珍しい行動だった。

『バックパス‥‥。

それに音楽まで流すって…』

「おかしな方法だな」

『だけど、プレイは

見事にうまいですね』

ヒロトまでもが

また抜きのフェイントで

かわされてしまった。

『ブラジルのフェイントか‥‥

だとしたら使われるのは』

予想通りか小僧丸君が交わされた。

「んだありゃあ!」

『あれはエラシコです…

だけどあれは高度なフェイント、

しかもDFが使うなんて

珍しい動きですよ』

「灰崎もヒロトも

あっさりと交わされたしよ」

「ブラジル代表は

全員がすごいテクニックの

持ち主ってことか」

‥‥テクニックが高いとなると

相手のパス回しも

いろんな方法でどうとなる。

だから‥‥

みんなはブラジルに

かわされまくった。

西蔭君は

相手のキャプテンの

テクニックと挑発に乗ってしまい。

必殺技もなしで

決められてしまった。

ボールに触れられないと

なると結構プレッシャーと

罪悪感が強まる‥‥。

どうやって切り開くか。


そう悩んでていたのが

嘘のように明日人君は

ボールを奪われても

最後まで追いかけ続ける

根性を見せていた。

「負けんじゃねぇぞ明日人!

お前の根性見せてやれ!」

みんなはブラジルは

日本より強いと分かった。

だけど、それを超えることに

楽しさを感じているようだった。

特に灰崎君とヒロトだけど。

となると…この熱気が

消える前に‥‥何か策を打つ。

出番だよ

‥‥水神矢君。

184話 作戦開始→←182話 アミーゴ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
16人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2019年11月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。