181話 ブラジル戦 ページ36
そしてブラジル戦当日の日。
『今日か…』
緊張なのか‥‥
なぜか選手じゃない私が
ドキドキだった。
「平気か?」
ヒロトが私の近くに来ていた
『あ、うん!
こうやって改めると
緊張…』
「離れるなよ、
近くにいてやるから(小声」
『っ//。
う、うん』
ヒロトはバスに乗り
迷わず私の横に座った。
会場に着くと
観客がたくさんだった。
フィールドから少し見える、
ガラスの張った部屋が2つあった。
1つはフロイ君、マリク君、
ルース君だった。
もう1つは、
ベルナルドさんが見えていた。
息をのんでしまったが
今はヒロトたちがいてくれるから
少しは楽になっている…。
フロイ君なんかは気にせず
こっちを見て手を振ってくれたし、
私にできることはみんなのサポート
これが今の使命なんだ。
今日のスタメンには
新メンバーの水神矢君、
そしてタツヤとヒロトの2人が
起用されていた。
『2人とも頑張ってね!』
「おう!この
ゴットストライカー様の
力を改めて世界に
見させるさ!」
『うん!
タツヤもあの2人の技が
完成するといいね』
「Aのおかげで
タイミングはばっちり。
あとは本番だけさ」
『いきなり使うより
動きの味方を大切にね』
「あぁ!」
2人はフィールドに走って行った。
すると水神矢君はクスッと
笑っていた。
『どうしたの?』
「いや、君の力はすごいなと」
『??』
「まぁいい。
昨日の作戦、
のちに野坂達に話そうと
思う」
『なるほどね、
最初に話すと、色々
失敗しそうかもねw
今日なんかFW、
2人は問題児組だし』
「まぁな」
そう今日のFWは
小僧丸君、そして‥‥
「ちっ、お前とかよ」
「うっせぇな。
話せたからってだらだら
すんなよ」
「んぁ?どういう意味だよ」
「女と話して、
だらだらすんなよってことだ(小声」
「‥…っっ!!うっせぇ」
「おーこえー」
あはは‥‥
なんであんなに喧嘩を?
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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya
作成日時:2019年11月3日 22時