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175話 なにこれ ページ30

フィールドに行くと、

みんなはストレッチをしていた。

『すみません。遅れました』

「あぁA。

悠馬から届いた資料。

確かにうまくまとめられている。

現在のもこれから頼むね」

『はい、わかりました』

「ごめんねAちゃん。

大変なのに」

『いえ、気にしないでください。

私がやりたくてやってるので』

「最近ですけど。

Aさんがかっこよく見えます」

『そ、そう?』

「はい…

あの2人よりも…」

杏奈ちゃんが見た方には

灰崎君と水神矢君が話していた。

『ストレッチ中に話してるんだね』

「はい」

なんの話かは聞こえなかったけど

気になるから行ってみることにした。

なぜか杏奈ちゃんには

「気を付けてください」

なんて言われた。別に危なくないよ




近づいて聞いてみると

「おい、まずいぞ。

ここじゃお前のこと

キャプテンと呼べねぇ」

「あぁ、日本代表には

偉大なキャプテンがいるしな」

そんな話してたの?

「ちっ。一体なんて呼べば」

『そんな話する必要ある?』

「当たり前だ!」

『‥‥(-_-;)

水神矢先輩でいいんじゃない?』

「それは普通過ぎる」

はい?普通でいいと思うけど

「ならば師匠。

いやボス?

いっそキング水神矢というのも

悪くは「ぜってぇ言わねぇ!」」

この2人は一体何なんだろう。

仲がいいのか‥‥ただ単に

こんな性格なのか…(-_-;)

そこで笛がなった。


水神矢君が入って

作戦のためにミニゲームが始まった。

メンバーを確認していると

どうやら灰崎君と水神矢君も

出るらしく、2人とも

バチバチしていた。

チーム決めは

グーパーで決めることになったが…


「ん?」

「なんで同じチームになってんだ!」

「灰崎こそなんでパーを出した」

「はー!?

パーを出さないわけねぇだろ!

パーは最強なんだよ!」

理由W

個人的にはグーの方が

なんか強そうだけど…。

だって紙と岩でしょ

‥‥次灰崎君とじゃんけんするとき

チョキだせば勝てるのかな。

「なんかものすごく気が合うんだね

あの2人」

「あぁ、あの

コンビネーション。

使わない手はないね」

『面白がってない?』

「まさか」

『だけどなんかあの2人

見てると危なっかしそうだね』

「あぁ、言えなくはないね」

『あ…。

そっか確かそっちに風丸さんも‥‥。

これは運命でいいかな』

「分ちゃったかい?」

『まぁね』

「やってみるとするか」

そう言って野坂君は

3人に話かけた。

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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2019年11月3日 22時

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