神を支え世界へ～オリオンの刻印～【吉良ヒロト】4 (ページ23)

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168話　オリオンを止めるにはページ23

『一星君も…』

そう、一星君を送り込んだのは

新条さんでオリオンへの反乱分子を

拡大するためだったらしい。

1つはオリオンのやり方を知ってもらうこと

もう1つは一星君の救済だった。

一星君がイナズマジャパンに入ることで

彼は救われると思ったらしい。

『確かに一星君のことで

チームの絆は深まって、

結果チームは強くなっています』

「あぁ、そして君たちは

オリオンの光と影を知った」

「でも俺はサッカーを汚す

オリオンのやり方は認めたくないんです」

「だからこそ私たちは戦っている、

多くの協力者と共にね」

その後監督もオリオンに

反旗を向けるものと聞いた。

すると聞き覚えのある声が聞こえた。

「仲間ならここにもいるよ」

『っ！吹雪さん！』

「なんでここに！」

そこには吹雪さんがいた

「今僕は、訓練生に成りすまして

オリオンの不正を調査している」

「彼には以前から連絡を取っていて、

ジャパンの情報を流してもらっていた。

もちろん、ジャパンに及ぶ

オリオンの悪意をガードするためにね」

「じゃあスパイって吹雪さんのことだったんですか」

「あぁ、お騒がせして悪かったね。

とはいえアツヤには見抜かれていたけど」

だからスペイン戦の後‥‥

アツヤ君の動きは兄が離脱したからって

いう態度もあったけど。どこか

真剣な表情で練習してたし...。

「彼がいなければイナズマジャパンのダメージは

もっと大きかっただろう」

「みんなに隠れてやっていたのは

もうしわけなかったけどね。

オリオンを変え、本来のサッカーを

取り戻すという考えに賛同して

僕はオリオンと戦うことにしたんだ」

「そうだったんですね」

『新条さん、

私も手伝います…。

日本にいてもできることをします

詳しい情報はこちらからだします』

「それは助かる」

「俺にもできることはありますか」

「オリオンを変えるためには

オリオンのやり方を正面から破る必要がある。

それは君たちイナズマジャパンの役目だ」

『はい』

「だったら俺は試合を勝ち進んで

行くというやり方で行きます

「あぁ、それが君たちの

戦い方だ」

そうして…吹雪さんは

仕事があるためほかの場所に向かった。

明日人君も私もキャンプに戻ろうかと

思っていた、だけど

明日人君もよるところが

あるらしく、私もそこについて行った