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167話 オリオンの過去 ページ22

目を覚ますと‥‥

知らない部屋にいた。

「Aっ!!」

『きゃっ!』

誰かが私の寝ていた布団にダイブ?した

「起きたんだね!」

『えっ!?明日人!?

なんでここに?

待ってなんで私寝てたの』

「やはり…覚えていないか。

眠らされていた時に

小さな記憶を抜かれたか」

『えっと新条さん?』

「あぁ、覚えていたのか。

君にも話しておこう。

大変かもしれないけど…

少し外で話そうか」

そうして私は明日人と新条さんとで

屋上に行った。




『じゃあ明日人が言っていたお父さんって。

本当の人じゃなかったんだ…』

「けど…Aのお父さんは」

「あれは彼女も分かっているだろうが。

本当の父親だ、もちろん母親も」

『あの2人はどこに』

「お母さんの方は

しばらく1人で手伝ってもらっている。

君を巻き込まないためにな。

お父さんの行方は私も

分からないが、きっと

ベルナルド様の近くにいるだろう」

『そうですか。

あの1つ聞いていいですか?』

「あぁ、いいぞ」

『オリオンは‥‥

本当はいい人たちの集まりじゃないんですか?』

「え?」

「どういうことかな」

『少し気になって前に調べたことがあるんです』




〜少し前〜

オリオン財団…

世界の貧困地域で

支援物資の配給やサッカーの普及といった

慈善活動を行っている。

〜〜〜


『調べたらいろんなことが

出てきたんです。

今言ったこともそうですが

創設者がそもそも違うって』

「あぁ…立華さんの言う通り

オリオンは悪い組織どころか

希望の象徴だった」

そこから新条さんが

オリオンのすべてを教えてくれた。

ヴァレンティン・ギリカナンによって

設立された組織、

変わったとのは…ご子息である

今の理事長ベルナルドさんに代わってから

オリオンは変わってしまった。

止めようと思っても止められない

世界の子供の援助も止まっていまうからだ。

168話 オリオンを止めるには→←166話 孤独のフロイ(アニメと同じww)



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作者名:reichan | 作者ホームページ:http://kurakura.raraya  
作成日時:2019年11月3日 22時

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