222話 ロックじゃないよね ページ33
「他の科のストレスを発散させようとする飯田の意見はもっともだと思うし
そのためにはみんなで楽しめる場を提供するのが適してんじゃねぇか？仮免補講からの連想なんだ」
『(子供のストレス発散のために楽しめる場所を作ったって聞いたけど
その言い方すると…補講がパリピの空間にしか想像が出来なくなる)』
轟の言い方と先ほどの動画を考えると一部が補講の内容が想像できなかった。
「なるほど。歌とダンスか」
「今一度言うが素人芸ほどストレスなもんはねぇぞ？」
「私ダンス教えられるよ！」
「それ私も手伝う！中学ダンス部だったし！」
「奇怪な動きだった素人が1日でステップをマスターした！芦戸の指導は確かだ！
何気に風神も個性と同時に踊れそうでうまそうだな！」
「何気にってなんじゃい！」
ダンスという言葉から指導者もいるためたくさんの意見が入り内容が決まって行った。
ダンスのためには音楽が必要と意見になり、そこで全員の目線が耳郎へと移った。
「え！？えっ、なに？」
「耳郎ちゃんの楽器で生演奏！耳郎ちゃん演奏も教えるのもすごっく上手だし
音楽してる時がとっても楽しそうだよ！私耳郎ちゃんの演奏聴きたい！」
葉隠は今までの耳郎の様子を考えながら楽しそうに話し始めた。
「ウチのはほんとただの趣味だし…正直表立って自慢できるもんじゃないっつーか」
「あんなに楽器できるなんてめっちゃカッケーじゃん！」
『私もそう思うよ響香ちゃん、だってロックって私もいいと思うしさ』
「み、皆さんの主張も分かりますがでもこれから先は耳郎さん本人の意思で…」
「ここまで言われてやらないのもロックじゃないよね？」
そう言うと耳郎は少し照れながらもその場で承諾をした。その場でA組の出し物はバンドとなった。
〜夜〜
『〜♪〜♪』
「バンドがそんなに嬉しかったか？」
『あ、焦凍か…そういうわけじゃないけどさ久しぶりにこっちに帰ってきて
みんなとわいわい楽しめるのっていいなーと思ったからね』
「そうか…俺もこうやってAがいるのは嬉しいぞ」
『ねぇ…焦凍。君のその天然彼氏面はどうにかならないのかな…//』
相変わらずの轟の性格は変わらないままで電話ごしでも今でも照れてしまうAだった。
「仮免補講でこうやって経験を得られて行かせられたのはよかったと思う」
『焦凍がダンスに対して積極なのは驚いたけどねｗ』
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reichan(プロフ) - 麗紅花さん» あ、ありがとうございます！！ (2020年8月8日 2時) (
レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
麗紅花(プロフ) - はじめまして。あなたが書いたヒロアカの轟とオリキャラ恋愛小説は最高で可愛くて燃えました!特に、轟の彼氏っぷりがかっこよくて惚れました。更新楽しみです!頑張ってください!応援しています!! (2020年8月8日 1時) (レス) id: b338802f9d (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - 英来さん» ありがとうございます！ (2020年4月23日 16時) (レス) id: 6782e5c62a (このIDを非表示/違反報告)
英来(プロフ) - とってもおもしろいです！更新頑張ってください！ (2020年4月22日 20時) (レス) id: c2e895435f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reichan | 作者ホームページ：http://kurakura.raraya
作成日時：2020年4月10日 19時
