さくらりら 〜その3〜

エピローグ ページ18

あれから、巡り巡って、一年が経った




「もう、、、二人とも遅いってばー！！」



加「お前みたいに、体力有り余ってねぇんだよ、」



小「じゃあ、なんかもってよぉ…(泣)」




おれたちは、約束の場所にやってきた




みんなで決めたこと、


それは、、、


"NEWSを残すこと"



そして、"毎年冬になったら、ここに3人で来よう"って約束した




流石に2年連続では狂い咲きはしないか…




でも、ここに来るとね、きみをすっごく近くに感じられるの。



本当に隣にいてくれてるみたいにね



桜が咲いてたって、咲いてなくたっておれにとっては、何よりも大切な場所。



おれの全部が始まった場所だから



ーねぇ、あの日、きみの見ていた景色はどんな色だったの？？


ー今、おれらが見ている景色はね、これから先の未来をちゃんと見据えてるよ？


俺たちは、今までだって、これからだって、"4人でNEWS"だから


きみがどんな時でも、笑っててくれたみたいに、俺たちもこれからだってずっと笑顔でいつづけるし、歌い続けるよ？


だからこれからもずっと、近くで見守っていてね




ふわ、、



うわぁ、、！！



「今年も咲いたね、！

また、会えたよ。きみにまた会えた」




これからも、歌い続けていくよ


この桜に誓って



未来の行方見えないまま

また道なき道を行くのなら
信じて還る場所がここにあること


あゝたおやかな風になりたい


心の泪散らすよう
よるべなき想ひ苦しみに寄り添ひたい


うららかな陽のごとく

ただうたかたの季節でも



♪FIN♪

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