TRIBEの女の子

..... ページ15

臣side



｢はよー｣

隆｢おはよー｣


よかった間に合った。


今日はTRIBEでボイトレがある。


パフォーマーもトレーニングがあるらしく、今回はTRIBEが全員集まることになってる。


だから遅刻は出来なくて、集合10分前になんとか着いてほっとした。


だが、三代目の楽屋に入ったが見当たらないのが1人。


岩｢.....A来てなくないっすか？｣

直｢確かに朝から見てないかもな〜｣

エ｢遅刻はしないタイプなのに珍しいっすね｣


寝坊か？と思い電話をかけようとすると放送がかかった。


【緊急でTRIBEの皆集まって欲しい。第一会議室で待ってる】


己｢この声はHIROさん.....？｣

健｢A来てへんけど緊急やから行かな.....｣



電話をかけようとした手を止めて俺達は少し小走りで会議室に向かった。





.....






ｶﾞﾁｬ




中に入ると俺ら以外の皆はもう着いていた


敬｢.....なんか聞いた？｣


と、俺の隣にいつの間にか来た敬浩さんが耳元でボソッと言う。


｢全く心当たりないっす.....てかAが今日珍しく遅刻してきてかなりヤバいかもです｣

敬｢え、今日に限って？初めての遅刻が緊急会議の日か.....｣



会議室はTRIBE全員が集まってかなりの人数になるが張り詰めた空気でとても静かだった。




そこにドアを開ける音が響く




コツコツと足音を立てて入ってきたのは、





HIROさんと小さい女の子だった。

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