先輩が好きすぎてやばいです

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先輩side


｢絆創膏貼るから｣


そう言うとあいらは納得したようで手を出したが、


『あぁ.....///すみませんっ、』


純情じゃないくらい手が震えてる


｢え！？どうした！？痙攣？｣


えぇ、痙攣ってどうやって治せば.....


『あっ！いや、痙攣じゃなくて.....』

｢あ、痙攣じゃないの？｣

『そのっ、緊張して.....///』


.....



｢ぷはっwwwなんで緊張するんだよ笑｣


俺はあいらの両手をとり、指を絡める


｢昔、こうすると落ち着くって母さんが言ってたな｣


そう言ったけど、何故かあいらの手の震えは悪化した。


｢えぇwww｣

『ぁあっ、やばいやばい.....』

｢もう.....笑 ほら、深呼吸して！｣

『す、す〜、はー』

深呼吸も少し震えていたけどなんとか手の震えを治めることが出来た。


｢よしっ！んじゃ絆創膏貼るよ｣

『は、はいっ！』

｢あ、その前に消毒しないと｣


消毒液を染み込ませたティッシュを傷跡にあてると

『ぅあッ、』

｢染みる.....？｣

『っはい、』


かなり痛いのか綺麗な顔を歪めている。

｢そっか、痛いけど我慢してね？菌入らないようにしなきゃだから｣

『がまんできますっ、！』

｢よしっ！｣


出来るだけ痛くならないように優しく傷口を拭く。


｢.....終わったよ！｣

『終わった.....？』


あいらの顔を見ると少し涙目になっていた。

.....なんかチワワみたいで可愛い


｢えらい、よく頑張ったな｣



俺はあいらの頭に手を置き撫でた。

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