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通学路 ページ8
二人は無事雄英高校に受かって、
私は経営科、かっちゃんはヒーロー科に進学した。
そして、もう一つ、大きく変わったことがある。
かっちゃんだけには元々見えていたらしいんだけど、私の背中に透明なキラキラした羽根が生えた。
服を着てもすり抜けてしまうし、触ることもできない。
私が飛べていたのはこの羽根のおかげらしい。
「かーっちゃん！おはよ！今日も走ってたの？」
「ああ。」
かっちゃんは高校に入ってからますます練習をハードにしてる。
家から電車までの間、私達は手を繋いで歩く。
「かっちゃん、手爆発させないでよ？」
「あ？ふっ飛ばしてやろーか。」
かっちゃんは口は悪いけど、とっても優しい。
こんな事言いながらもいつものように優しく手を握ってくれる。
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蜜柑(プロフ) - 面白いです!!更新頑張ってください！ (2020年8月7日 21時) (
レス) id: 7a1f435627 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗南 | 作成日時：2020年7月28日 3時
