監督生ちゃん ページ7
『ここ……で合ってるんだよね、学園長室』
ピンチを切り抜けられた私は強気に、学園長室でクロウリー先生と話すことにした。
できれば学園長とも関わりたくないけど……、元の世界に帰るためには彼を頼るしかない。
ていうかトリップして人気ゲームの世界に投げられ、来て早々主要キャラと会うって……もしかしてこれ、ヒロインポジションなんじゃ？
もしそうだったら＿＿＿＿全力で拒否しよう。
まぁ、これから主要キャラと関わらなければいい話。さっきのイレギュラーは忘れよう。
あ、あと、特に監督生とは関わりたくないな。
めんどくさいことになりそうだから……(失礼)
心の隅でそう考えながら、学園長室と思わしき部屋の扉を開ける。
＿＿＿＿＿＿ノックもせずに。
「誰です！？ちゃんとノックをしてください！！」
わ＿＿＿＿＿学園長の声だ。ヤバい、本物だ。
『すみません！！ノックなんかに気が回らなくて！！
ちょっと学園長にご相談が＿＿＿＿＿＿＿え？』
私は驚いて、言葉を切る。
「わっ、誰か来たんだゾ！？」
待って、待って。
怪しい仮面で顔を隠した男＿＿＿＿クロウリー先生と向かい会ってる、黒髪ショートで中性的な顔立ちの生徒。
その子の腕の中には、ツイステのゲームでお馴染みのグリムがいる。
え、もしかしてこの黒髪の子って……
「もう、今監督生さんとお話してるんです！ノックもせずに急に来たら驚くでしょう！？」
『や、やっぱり＿＿＿＿＿』
＿＿＿＿＿＿やっぱりこの子、監督生なんだ……。
衝撃の事実に、私はがっくりとうなだれる。
さっき関わりたくないって思ったばっかりなのに……！！！
しょうがない、一旦去って出直すか……。
そう思い、『すみません出直してきます』と彼らから背を向けたとき。
「女の……子？」
『はい……？』
監督生だと思われるショートヘアの子が、声をあげた。
その声の高さから、女の子なんだと分かる。あ、よく見るとスカート履いてるし。
テンションが上がらない私とは真逆に、監督生ちゃんは明るい声で言う。
「ねぇねぇ、もしかして貴方女の子！？女の子だよね！？あたしの勘がそう言ってる！！」
『え＿＿＿＿＿＿』
私の手をとりはしゃぎ出す監督生ちゃん。
あ、ヤバい。突然の出来事にめまいがしそう________
わ、私のモブ生活、どうなるの……？
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シャーペンの芯(プロフ) - うみねこさん» うみねこさぁぁん！！お久しぶりです！！読んでくれてありがとうッ！嬉しすぎて灰になりました（） (2021年4月7日 17時) (
レス) id: 402419b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
うみねこ(プロフ) - とてもとてもとてもとてもお久しぶり…浮上できてなかった…全部読んだらめちゃめちゃ文才の塊もうすき… (2021年4月7日 15時) (レス) id: 55d88c0b4f (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - Rukia (ゆっくりゆる)さん» そうですよ当たり前ですよ(？)(訳:好きだなんて嬉しいぃぃぃ！！ありがとうございます！！I☆E☆A☆) (2021年4月6日 18時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
Rukia (ゆっくりゆる) - 徹夜って当たり前だよね(？) だって!!寝れないんだよ!!(言い訳 ｱｯﾄﾞｳﾓｫ。この作品好きなので現在ある所まで見て更新待つ事にします。 I☆E☆A☆(イエア)ｱｯ…ｲｳｺﾄﾅｲ……｡← (2021年4月6日 18時) (レス) id: 2e12baa0e6 (このIDを非表示/違反報告)
シャーペンの芯(プロフ) - 桜あやや@べりらわさん» コメントありがと〜！あややちゃんもツイステ好きだったんだ！私はね〜、「絶対この人！！！」っていう推しはいないよwなんか定まんなくてw (2021年2月23日 12時) (レス) id: 4eed4f74a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャーペンの芯 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/syapennosin/
作成日時：2020年12月11日 17時
