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初日_■ ページ42
真緒 side
1月1日のオフも終わり、2日、3日で大河の収録も大分進んだ。
そして、今日は友恋の撮影を少し進めた後に横アリにいる。
今回のツアーの打ち合わせには一切参加できていないため、今日のリハまでセトリさえ知らなかった。
田「真緒、いけそう？」
S「なんとかね」
いけそうか、いけなさそうではなく、やるしかない。
ケータリングにオードリーのロンシャンティがあり、それを4つ程食べてテンションを上げた。
カロリーのことは気にしていない。
どうせ、2日から野菜とビタミンサプリしかとっていなかったんだから、今日くらいは平気だろうし、これからライブだし、なんて言い訳を並べてはいるが、ただのストレスによる過食である。
ニキビが出来ませんように、と祈ってからストレッチをし、メイクを終え、衣装に着替える。
今回も一切ないスカート。
今日の友恋の撮影でスカートが用意されていた。
制服を卒業してから、それに違和感を覚えてしまうくらいスカートというものに触れていない。
京「真緒、大丈夫？」
着替えのスペースがきょうもっさんと北斗の間なこともあり、私が固まっていたら話しかけてくれた。
S「大丈夫、大丈夫」
美緒の可愛らしい衣装が脳内に浮かんだが、自分で選んだ選択を後悔してるなんて思いたくないからそれには無視をした。
．
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作者名：m9 | 作成日時：2022年3月2日 17時
