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北斗 side
ｽ「CMあけまーす。5、4、3、」
Ｓ「はい！〇〇放送でお送りしております、津田１人＋？ー！パーソナリティーの津田真緒です。今週のゲストはこの方々」
松「松村北斗と」
高「高地優吾」
ジェ「ジェシー」
森「森本慎太郎」
京「京本大我と」
田「田中樹でございます。いやー、ね、年末ですよ」
隣の真緒は明らかに疲れている。
さっきから回しは完璧に樹に任せているし、クマもファンデーションで隠しているのにわかるくらいひどい。
大河の古文的言い回しだけでも疲れるだろうに、この後の24時間も経たない内に英語で演技である。
しかも、今回の一時帰国では東京を中心に動くため、家に帰ってこれるはずだったのにまだ一度もかえれてない。
だが、現実は残酷で、約3時間後のフライトで真緒はニューヨークに行くのである。
田「北斗は？」
松「は？」
田「はい、北斗は真緒の顔ばっかみて話聞いてませんでしたー」
松「ごめんごめん。で、何よ」
田「だから、年末年始に仕事がなければ何がしたいかって話よ。ちなみに、お前の大好きな真緒はひたすらに寝るだったよ」
松「あー、真緒は今死ぬほど忙しいですからね」
ジェ「あれでしょ、coming giraffes撮ってるからね」
田「一々英語にしなくていいのよ」
松「だいたい、それだと動物のキリンになっちゃうでしょ。真緒のキリンは神獣の方の麒麟だよ」
ジェ「はぁ？何それ？AHAHAHAHA」
Ｓ「…はい、お時間の都合でこの曲を聞いてからCMです。私たちと同時デビューが決まっているSnow Manのデビュー曲で『D.D.』」
自分の話になったのに、話に入ろうとする素振りもみせないなんて本当に疲れてるんだろうな。
それがわかったからといって、俺には何もできないけど。
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作者名：m9 | 作成日時：2022年3月2日 17時
