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樹 side
S「その時、出会った世界の一流カメラマンは時間内で終わらしてましたよ。噂では、“そういう”行為があっても……らしいですよ。どうします?」
真緒の左斜め後ろには北斗、右斜め後ろには慎太郎。
どうせ、こうなった時のあぁいう奴らの行動パターンは決まってる。
ーパシッ
松「流石にハリウッド内定してる女優の顔に傷つけるのはマズいんじゃないですか?」
真緒に殴りかかってたその拳を北斗が片手で受け止めて、腕ごと締め上げる。
北斗は真緒への愛情が俺らの中でダントツなんだよ。
だから、ソイツの横で殴れるわけないだろ?
S「で、どうなさいますか?」
彼女の口が美しい弧を描く。
あぁ、あのカメラマンもかわいそうに、今まではあれで上手いこと言ってたんだろう。
でも、俺らの姫は守られるだけの姫じゃないからさ。
ほら、今の時代、そんなお姫様なんて流行らないだろ?
ま、少なくともうちの事務所のブラックリストには載るだろうから、仕事は相当数減るだろうな。
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作者名:m9 | 作成日時:2021年5月17日 11時