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美緒 side
そこで、陽太がバイトを始めるが、陽太は日本で最難関といわれる大学の理系の学部に通っていて、研究でバイトに
月杜は中学生で、家の家事をほぼ全てを引き受けてくれていたので、もちろんバイトなんて論外だ。
真緒はジュニアとしての立ち位置はまだいまいちだったらしいが、久しぶりの女の子で仕事はあって給料が入っていた。
私はそれで、そのお金で、塾に行っていたのだ。
私は第1志望の国立の中学には落ちたものの、第2志望の私立の中高一貫に合格した。
私は私立の中学と塾に通い、休日には友人と遊び、順当に反抗期を迎え、当たり前のように青春を
陽太は大学で学士課程まで取得し、院に残って欲しいという教授陣を無視して外資系の商社に就職し、確実に結果を残すようになっており、
月杜は国立の高校に通いながら、予備校や塾にも通わず大学受験勉強への準備をしていた。
真緒はSexy Ageとして立った14年のクリエに私を招待し、真ん中で踊っているのを見せた。
すごくキラキラしている世界に私は嫉妬した。
今だったら、考えられない言葉を放ってしまう。
「いいよね、真緒は。ジャニーズだから努力しなくてよくて」
真緒は嫌な顔1つせず、いいだろー、と言った。
その次の年の夏休みだった。
陽太が海外に出張、月杜は図書館にこもって受験勉強、真緒はMr.Kingとなり、サマステの期間中で家には私1人。
なんとなくいつもは触ろうともしない陽太のパソコンに私たち双子の誕生日をパソコンのパスワードに入力して、私は見てしまったんだ。
家の家計簿を。
そこに書いてあったのは、私の中学の入学金、学費、陽太が就職して給料が入るまでの塾代が全て真緒の給料でまかなわれていることだった。
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美紀 - 初めましてハイビー大好きです最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気をつけてくださいね(・ω・)ノ (2020年5月31日 9時) (
レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：m9 | 作成日時：2020年5月25日 11時
