ひまわりイエロー_△ ページ26
美緒 side
ーピーンポーン
私が寝ようとしていたこの時間帯にチャイムを押す人なんて1人しかいない。
美「はーい」
高「やっほー」
慣れた手つきで私の家にあがり、ソファに横たわるデビュー1年目の彼は疲れているようだ。
美「どうしたの?」
高「んー?ちょっと疲れちゃって」
美「うん。そうなんだね」
少し香るアルコールの匂い。
こないだ成人したばかりの彼は酔うとうちに来る。
高「紫耀と廉がね、最近ジュニアの時の話をすごくするの」
美「うん」
高「その話がね、真緒ちゃんがー、ってばっかでさ」
美「うん」
高「もしかしたら、King&Princeには俺より真緒ちゃんがいた方がいいんじゃないかな、って」
そんなことを話していた彼は泣き疲れて寝てしまった。
私は彼にタオルケットをかけて、彼の前髪を撫でる。
美「海ちゃんはそんなに苦しまなくていいんだよ。全部私のせいなんだから」
そう私は呟いた。
誰が聞いてるわけでもないのに。
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美紀 - 初めましてハイビー大好きです最高です更新大変だと思います頑張ってください応援してますコロナウイルス流行ってるので気をつけてくださいね(・ω・)ノ (2020年5月31日 9時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:m9 | 作成日時:2020年5月25日 11時