PAGES 3-いつか晴れ渡る空の下で-

99話 幸せ ページ6

気づいた時にはもう、病室にいた。



あれ？あの後どうなったんだっけ？


ん、なんか左手が暖かい...


あ...////

体を起こして左手の方を見てみると、私の手を握ったまま寝てしまっている亜嵐くんが。


亜｢.....んぅ！....あ、やべ。寝ちまってた。。
あ、A！起きたの？おはよ^^*｣


あ｢おはよ...///｣


亜｢まあ、おはようって言っても夕方だけどね笑
ねぇ覚えてる？処置室の。あの後、疲れすぎちゃってそのまま寝ちゃったんだ。｣

あ、だから記憶が...




あ｢...寝ちゃったんだ...｣


亜｢...で？覚えてる？｣


あ｢...覚えてる.../////｣



亜｢これからよろしくね？^^*｣




あ｢うん^^*｣


亜｢ふふ、あ、そうだ！診察するよー｣


あ｢....いや。。｣


亜｢いやでもやりまーす^^*

はい。はやく服めくって？｣




あ｢......亜嵐くん、Aのこと好き？｣



亜｢え？好きだよ？｣


あ｢...だったら.....ｳﾙｳﾙ｣




どうにかして診察されないように出来ないかな。。




亜｢...ん？俺にこの手は通じないよ？

好きな人にはちゃんと治ってもらわないと^^*

諦めて早くして？それとも涼太達に来てもらう？｣






あ｢........いじわるぅ....｣ﾎﾞｿｯ


亜｢はいはい。じっとしててね〜｣



半強制的に診察が始まっちゃったよ〜(泣


亜｢おしまーい(撫｣

100話 ▽→←98話 ▽

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す