PAGES 3-いつか晴れ渡る空の下で-

112話 ▽ ページ20

でもね？いらないは通用しないんだよ？



亜｢涼太にギューってしててもらおーねー｣



あ｢いや！...ｸﾞｽｯ...離して...ハァハァ｣



な｢お熱高いんだから、クネクネしないの！笑
ほら亜嵐、はやくやっちゃお！｣



亜｢ちょっとだけ我慢だよ〜｣




『チクッ！』


あ｢ふぇ....ｸﾞｽｯ｣



な｢おー！！Aすごいな！泣かずに頑張れたじゃん！偉いよ〜(撫｣



あ｢..ふふ...///｣




おぉー！すご！
完璧泣きかけていたのに、なおとさんの無理やりなテンションで全然泣いてない笑

さすが小児科。恐れ入ります笑



あ｢...ねね、、｣



なおとさんすごいな！って思ってなおとさんのことを見ていたら白衣を引っ張られる感覚が。





【Aside】


亜嵐くんと話したくて白衣を引っ張ってみたら、すぐに気がついてくれて、Aと同じ目線までしゃがんでくれた。


亜｢どうしたの？｣


あ｢....副作用....来ちゃった、、ね。。｣ｸﾞｽｯ


少し表情が曇ったけど、すぐにいつものキラキラな笑顔を見せてくれた



亜｢そんな心配しないで？
Aが辛い時は俺が、俺らがちゃんとサポートするから。な？｣



やっぱ亜嵐くんは強いや。
何度亜嵐くんに救われるんだろ






点滴終わったあとも、亜嵐くん・なおと先輩・涼太くんはAの病室にいてくれた。

もっとみんなとお話したかったけど、熱があるせいで体力がすぐに無くなってすぐに眠ってしまった。

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