最年長と最年少 ページ5
中間side
水「淳太くん！！みてみてみて！！
雪降ってる！やばない！？」
「ちょー、寒いって〜笑」
水「えー。外いこーやー
雪やで？ゆ！き！めったに降らへんやん！」
うちの最年少は元気元気、笑
確かに雪なんて珍しいけど、初めて雪見た人みたいな反応するか？笑
もうすぐ30になるおじさんは寒いんです。笑
「子どもやないんやから、そんなはしゃがんでもええやろー、笑 外なら小瀧と行ってきーや？」
水「そんなおじいさんやないんやから、雪食べに行こーや！淳太くんとがいいねん！！」
突然くる俺へのデレ、笑
いや、嬉しいんやけどな。
雪食べるってなんやねん、笑
見る分には綺麗やけど、雪って汚いんぞ！！
「Aってプチ潔癖やなかったっけ？？
雪って汚いんやけど、食べるん？笑」
水「それは別に気にしないからええの〜笑」
しゃーないから行くか、笑
水「うーーーさむ！！笑」
「やから言ったやん〜」
水「、、、京セラまであと3週間かぁぁ
なんかもう緊張するな〜笑
クリスマスやで？みんな来てくれるやろか〜」
「急になんやねん、笑
俺たちからのプレゼント渡さなあかんねんから
来てくれな困るな〜笑」
Aの頬はほんのり赤くて、楽しみやけどちょっと不安そうな目をしてゆっくり落ちていく雪を見つめていた。
俺とAは10も歳が違う。
けど、こいつはいろんなものを乗り越えて今俺の隣にいる。
女でジャニーズに入って、批判がないわけがない。
でもこいつは負けなかった。
出来ないなら出来るまで。何言われても笑顔で。
安心せーよ。
メンバー、スタッフさん、ジャス民もみんなお前の味方やで。
「今日はみんなで唐揚げ食いに行くか！」
水「えぇ！唐揚げ！？やったー！！
これでダンスレッスンも頑張れるわ〜！！
淳太くんの奢り！？」
「お前の分は奢ったるよ、笑
風邪ひかんうにもう戻ろ？」
水「せやな！もどろ！
、、、淳太くん、ありがとうな？」
「笑、唐揚げくらいでそんなお礼いらんよ」
水「んふふ、さすが最年長やな〜」
Aには笑顔が1番やで。
嘘ついてる笑顔やなくて、その笑顔。
その笑顔で一緒に夢のステージ立とうな。
水「あ、でもしげとかも奢ってや〜！！
って言いそうなや！笑」
「うわ、嫌やわ〜笑」
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作者名：らら | 作成日時：2019年8月26日 21時
