イヤリング2 ページ28
重岡side
流星が他のメンバーにも連絡してAを探している。けど、どこにもおらへん。
はよ見つけなまじであいつが危ない。
あの言い方やとタカクラはいろんな女性に手を出しているはず。
使ってない部屋言うても何部屋もあるし、、
藤「しげ！この階やないんかもしれん、
下の階探しに行こう。」
流星のら背中を追いかけようと振り向きかけた時、
きらりと光るもの、、イヤリング？、、、！！
落ちていたのは神ちゃんがAに買ってあげたイヤリング。
「流星！ここ部屋や！！！」
そして勢いよく扉を蹴ると、そこにはAとAに跨っているあいつ。
藤「しげ？、、！！A！！」
タ「チッ、あーもー邪魔やな、、アイドルの顔に傷つけんで？」
「流星、Aのこと頼む。、」
標的を俺に変えたタカクラ。
けどなぁ、俺アイドルの前に男やねん。
タ「おらぁ！」
ドガ！
とは言っても手を出すわけにはいかず、
拳を隙だらけの腹に1発だけ。
転がったのを確認してAの元へ
「A？？大丈夫か？？」
水「ごめん、ホンマに、、、ごめん」
藤「謝らんで？遅くなってごめんな？」
震えるAを2人でさする。
「お前、助け呼べよなー、、
これ落としてへんかったら気づけへんかった。」
水「あ、、これ、」
イヤリングを渡すと少し笑顔になって。
水「ありがとう。」
中「しげ！流星！A！、、よかった無事か、、」
「淳太、ここ任せていい？？
A、今日は帰らせた方がええと思う。」
中「せやね。ゆっくりさせてあげて。」
水「淳太くん、ありがとう」
水「、、ずっと、心配してくれてたん？」
藤「しげが嫌な予感する、ずっーーーと言ってたからな〜 しげの予感当たんねん、笑
占い師を転職した方がええかもな〜笑」
「嫌なことしか当てない占い師が売れるわけないやろ！笑」
水「ねぇ、手、繋ご？」
俺と流星の間に入って手を出してくるA。
藤「なにぃ、笑 今日は甘えたさん？笑
ええよ〜」
流星はAの左手を取り
「しゃ〜ないな〜
Aのことはずっと俺らが守るから。」
そう言って俺はAの右手を取った。
水「久しぶりだね、笑」
入所してすぐの頃、俺たちのはまだ小学生で、
Aを真ん中に3人で手を繋いで帰っていた。
俺達は嫌でも一緒におらなあかん存在やな、笑
「腐れ縁ってやつやな〜」
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作者名：らら | 作成日時：2019年8月26日 21時
